6月は暑い日が続きました。エアコンを使うには、まだちょっと早い季節に使われるのが扇風機です。柔らかな風がジメッとした季節には丁度いい。
扇風機は、安いモノで5,000円以下で買えるため利用している人も多くいます。この頃は、バルミューダやダイソンなどの高機能を備えた扇風機も登場しています。
楽天・Amazon・Yahho!ショッピングなどを参考にして売れ筋商品を比較して見ました。これから扇風機を買おうと考えている人は参考にみて下さい。
扇風機の種類
扇風機には、いくつかの種類があります。一般的なのは、リビングファンと呼ばれる商品です。
リビングファン
扇風機と言えば昔からある「リビングファン」を思い浮かべます。モデルによっては羽根の数が変わります。羽根の数が多いほど柔らかな風を送ってくれます。
各メーカーから多くのモデルが販売されています。安いものでは3,000円以下の商品からから、高いものでは2~3万円の高級なモデルもあります。
より自然風に近い風を送り出すもの、上下左右に風を送る立体的な首振り機能がついている機能性に優れた扇風機も発売されています。
タワーファン
スリムな円筒状の形の「タワーファン」は、スリムなボディに特徴があります。その特性を活かしてスペースの狭いところでも活躍してくれます。
寝室やキッチン、脱衣所などスペースの限られたところでも使えます。デザイン性も高く、インテリアに合わせたい場所にも向いています。
羽根なし扇風機
羽根がなく風を面で送って空気を送りだす「羽根なし扇風機」は、羽根がないため小さな子どもがいても安心して使えます。
縦長のフォルムは、狭いスペースにも置くことができます。モデルによっては空気洗浄機を搭載しているモノもあって1年を通して使えます。
扇風機の選び方
扇風機を選ぶときには、チェックしておきたいポイントがあります。1つずつ確認して見ましょう。
モーターで選ぶ!
扇風機は、モーターによって値段が変わって来ます。それぞれの特徴を確認して、予算にあった商品を選びましょう。
ACモーター
昔ながらの扇風機には、ACモーターが搭載されています。ほとんどのモデルが3,000円~5,000円程度で購入することができます。
風量調整も段階も少なく、機能がシンプルなのが特徴です。家電の扱いが苦手な人でもおすすめです。
DCモーター
自然な風と静かさを求めるなら、DCモーターが搭載されている扇風機がおすすめです。価格が1万~3万円と高めに設定されています。
一般的なACモーターに比べると消費電力を抑えることができます。電気代を節約できるものポイントです。
扇風機のモデルによっては、風力を32段階も調節できる商品もあります。強い風が苦手な人にもおすすめです。
制御方法で選ぶ!
扇風機の基本的な機能を分けるのは制御方法です。メカ式とマイコン式の2種類があります。
メカ式
メカ式は、扇風機の土台にあるボタンを押すタイプです。ほとんどのモデルが風量調整とオフタイマー機能しかついていないのが特徴です。
値段も安く、予算を抑えてい方やシンプルな機能が好みの方にはおすすめです。
マイコン式
マイコン式は、風量が自動で変化します。リズム機能やリモコン操作ができたり、機能が充実しています。
値段は、メカ式に比べると高めに設定されています。リズム機能・タイマー機能・リモコンなど必要であればマイコン式がおすすめです。
羽根の数と音で選ぶ!
扇風機の風質と音は、羽根の性能で決まると言われています。羽根の性能や安全性も重要なポイントです。
羽根の数と性能
格安の扇風機ほど羽根の枚数が少なくなります。羽根が3~4枚の扇風機は、風が強めになっています。
扇風機が送る風質は、羽根の枚数が多いほど柔らかくなります。優しい風が好みなら、枚数の多い扇風機を選びましょう。
安全性重視なら羽根なし
羽根なし扇風機は、子どもがいる家でも安心して使えます。空気洗浄機や冷暖房つきの商品もあって1年中使うこともできます。
ただ、空気を循環させる目的のモノが多く、扇風機の送風とは風の質が違います。
コスパで選ぶ!メーカー別DCモーターおすすめ
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) LFD-306L
「アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) LFD-306L」は、DCモーターを搭載しているの扇風機です。低価格で買えることから人気があります。
7枚の羽根により3段階と微風の調整ができます。窓から吹き込むような自然な風は、扇風機をつけているのを忘れてしまうくらいです。
稼働音が小さい静音設計のため、就寝時におすすめです。リモコン付きで離れたところからでも操作できます。これだけ揃って1万円以下は安い!
山善(YAMAZEN) DCリビング扇 YLX-LD305
「山善(YAMAZEN) DCリビング扇 YLX-LD305」は、30㎝のリビング扇風機です。DCモーターで羽根を回すことで回転を幅広く設定できます。
風量調節は、静音・弱・中・強の4段階あります。首振り機能は、左右70℃と上下40℃と広い範囲に風を送ることができます。
コイズミ(KOIZUMI) KLF-3591
「コイズミ(KOIZUMI) リビング扇風機 KLF-3591」は、35㎝の7枚の羽根がついたリビング扇風機です。DCモーター搭載しています。
24段階で風量調整ができて、温度センサーで室温を感知してくれます。自動で風量をコントロールしてくれる機能もついています。
オフタイマーは、5段階の調節が可能です。首振り機能は、左右に90℃と下方向に10℃で調節ができます。
日立(HITACHI) 扇風機 HEF-AL300A
「日立(HITACHI) 扇風機 HEF-AL300A」は、DCモーター搭載のリビング扇風機です。
扇風機の羽根を8枚にすることで優しい風を作りだしています。風量は、うちわ風・弱・中・強の4段階の調整ができます。
運転設定はスタンド部分で確認することができます。使うシーンによって表示ランプの減灯や操作音を抑えることもできます。
タンスのゲン扇風機
「タンスのゲン扇風機」は、人感センサーを搭載した低価格の扇風機です。DCモーターによる幅広い風量設定もできます。
人の動きを見てオン・オフを自動で行うため、電気代の節約にもなります。7枚の羽根がきめ細やかな風を生み出します。
扇風機の高さを6段階まで調節できます。首振り機能は左右に80℃、上下にも動きます。
メーカー別ACモーターおすすめ
シャープ扇風機プラズマクラスターPJ-H3AS-W
「シャープ扇風機プラズマクラスターPJ-H3AS-W」は、プラズマクラスターを搭載した扇風機です。ACモーター搭載とは思えないほどの風質の良さがあります。
風量切替は3段階、プラズマクラスターによる消臭機能が期待できます。チャイルドロックがついているのでお子様がいる家庭でも安心して使えます。
ACモーターの扇風機にしては、それなりのお値段がします。
東芝リビング扇風機A-ALX50
「東芝リビング扇風機A-ALX50」は、ACモーター搭載のベーシックな扇風機です。自然な風がくるように7枚羽根をつけています。
扇風機の高さは、最も低くしたときで670㎜になります。床すわりで使うときにフィット感があります。
リモコン付きで運転状況が分かるようにLEDが搭載されています。首振り角度は左右に80℃動きます。
山善(YAMAZEN)YLR-C30
「山善(YAMAZEN) YLR-C30」は、シンプルなACモーター搭載の扇風機です。5枚の羽根がついて、3段階の風量調節ができます。
最大4時間のタイマーの設定ができます。切り忘れ防止の8時間自動オフタイマーが搭載されています。
テクノス 扇風機KI-1737(W)I
「 テクノス扇風機KI-1737(W)I」は、5枚の羽根がついた扇風機です。シンプルなダイヤル式のタイマーは、細かく時間の設定ができます。
風量切替は、弱・中・強の3段階あります。首振り機能は、左右に80℃動きます。持ち運びができる取っ手もついています。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) LFA-306
「アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) LFA-306」は、7枚の羽根がついたACモーター搭載の扇風機です。風量調整は、弱・中・強の3段階あります。
イオンモードを搭載しているため、マイナスイオンを発生させることもできます。
リモコン付きで離れた場所にいても使うことができます。使わないときは、リモコンホルダーに置いておけば探すこともありません。
まとめ
これからの季節に活躍する扇風機だけど、あまりお金をかけたくはない。そんな思いで1万円前後で買える商品を紹介しました。
扇風機は長く使えるため、買い替えることってありませんよね。その分、慎重に決めたいところです。
モーターの種類・風量調節・本体のサイズ・デザインなど、こだわったらキリがありません。必要な機能がどれなのか決めてから比較することをおすすめします。
コメント