10月20日東京・神田の街に行列が出来ました。老舗のそば店「かんだやぶそば」が1年8ヶ月ぶりに営業を再開したのです。営業までの道のりをTBS番組“いっぷく”で紹介してました。
神田淡路町2丁目で営業を行ってきた老舗のそば店「かんだやぶそば」。火事で店舗が消失してしまったのが昨年2月13日、再開まで料理人たちはどうしていたのだろう?
「かんだやぶそば」が休業中に料理人たちは、意外なところで働いていた。それはライバルとも呼ばれる都内のそばの老舗店でした。
料理人たちがお世話になったというお店、築地にある「さらしなの里」の店主はこう言います。かんだやぶそばの若旦那に“料理人をやとってもらえないだろうか?”と言われた時に、日本のリーダー的な存在のそば店の少しでも力になれればと思ったそうです。
そば店のライバルというよりは、切磋琢磨してお互いを高め合う関係が成り立っているのだという「さらしなの里」の店主がカッコイイと思いました。
最上級のクオリティの高さを求めている「かんだやぶそば」の店主は、1年8ヵ月という決して短くはない時間お店を休んだことで自信をキープすることが出来るはずがない!!
営業を再開する前に「かんだやぶそば」の店主は、ほかの店舗の料理人たちに味を確かめてもらっていたのです。“かわらない味”と言われてどれだけほっとしたことでしょう。
明治からある建物は歴史的建造物として選ばれていました。新店舗は耐火・耐震性を強化した鉄骨造りの平屋になりました。消失しなかった行灯や看板は同じ場所に置いてあります。
午前9時に人が並びはじめて11時半のオープンまでには130人が待ちました。せいろうそばが670円という庶民的なお値段も人気を呼んでいるのでしょう。
注文を受けてから店内に響くおかみさんの声“せいろうーいちまーい”を聞きに行きたいと思いました。
コメント