ラディッシュ / pika1935
東京・丸の内にある「MUS MUS」は、新丸ビル内の7階にある蒸し料理のお店です。ちょっと変わった野菜を使っているレストランです。
11月1日(火)のガイヤの夜明け放送、「女性“仕事師”たちが地方を変える!」を紹介します。
近藤ファームとは
三重県・鈴鹿市にある『近藤けいこNatural Vegetable』は、こだわりの有機野菜を作っている女性だけの農園です。
今の季節だけで250種類はある野菜たち、2ヘクタールある農園で細かく分けて栽培しています。年間を通すと500種類になります。
近藤けいこさんは、34年前に農業の家に嫁ぎました。義理の両親が高齢のためリタイアした後を引き継ぎました。
その時に近所の専業主婦の人たちと一緒に、空いた時間を利用して何かできないかと『近藤ファーム』を始めました。
主婦たちが働きやすい環境
『近藤ファーム』で働く女性は15人、最年長は84歳のおばあちゃんです。近藤さんは主婦たちが働きやすい環境を作ってきました。
子育てや家庭の都合に合わせてみんなでシフトを調整します。働く女性たちは、週に3回だけや午前中だけなど様々です。
シェフの細かい要望に応える
近藤ファームでは、シェフからの細かい要望に応えるために丁寧に探していきます。収穫の合間には雑草をとる、無農薬野菜にはかかせない作業のひとつです。
野菜は86軒のレストランと契約を結んでいます。売り上げは3000万円、創業当時より10倍になりました。
新しい野菜作り!
10月中旬には、冬に向けた種まきが行われます。毎年新しい野菜作りに挑戦して、商品を増やしてきました。
美味しい野菜を見つけるため海外に出かけることもあります。今年の新作はイタリア原産の野菜“カルドン”です。
新作の野菜は働いているスタッフが調理してみます。本当に美味しいと思ったモノだけを出荷します。納得しなければ栽培を辞めることもあります。
次なる夢への挑戦!
カフェラテ / akira yamada
近藤ファームは、女性たちが力を合わせて互いに補い合うことで人気の農園になりました。近藤さんの夢は広がっていきます。
これからの夢は、農家カフェや加工品の方にも広げていって、それで雇用でたくさんの人が集まってもらえるような場所作りを考えています。
みんなが元気に働いてくれるとパワーをもらって私たちも元気になる。
まとめ
女性たちがチームを作ることで新たな仕事を生み出す。そんな働きが地方で始まっています。女性同士がお互いを助け合いながら働ける仕組みがあると魅力的です。
そこには男性側の理解と協力も必要になるはずです。地方が元気になることで日本全体が明るくなるような気がします。
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