寒さが厳しくなると暖房器具は欠かせない存在になります。暖房器具の中でも安全性と静かさに優れているのが「オイルヒーター」です。
燃料の補給などの手間がかからなくて、手軽に部屋を暖めてくれる便利な暖房器具です。
通販サイトなどを参考にして売れ筋商品を比較してみました。これからオイルヒーターを買おうと考えている方は参考にしてみて下さい。
オイルヒーターとは?
オイルヒーターとは、本体内部のパネル内にあるオイルを電気で加熱しています。フィンから発生する輻射熱(ふくしゃねつ)で部屋を暖めています。
ファンモーターを使わないため、温風も発生しないので部屋が乾燥しにくいなどの特徴があります。
パネルから出た輻射熱(ふくしゃねつ)は、壁や床などを暖めることで部屋全体を暖めます。そのため暖まるまでは時間がかかります。
オイルヒーターの選び方
部屋の広さでチェック
オイルヒーターには、対応畳数があります。適応畳数が10畳~13畳など目安の広さが設定されています。
使いたい部屋の広さの確認をしておく必要があります。また、木造かコンクリートなど建物の構造によって暖まり方も変わって来ます。
部屋が暖まるまで時間がかかるので、使いたい部屋よりも少し広い適応畳数にした方が暖かさを感じられます。
暖房能力をチェック
オイルヒーターは、搭載されているフィンの形状や枚数によって暖房能力は変わってきます。
フィンが多いほど暖まりやすく本体のサイズも大きくなります。そのため、設置場所の広さを考えた上で選ぶ必要があります。
機能性をチェック
オイルヒーターは暖まるまで時間がかかるため、タイマーは欠かせない機能になります。使いたい時間に設定することで快適に過ごすことができます。
一定の温度になると自動でオン・オフに切り替わるモデルやエコモードを搭載しているモデルなど、上手に使うことで電気代を節約することもできます。
電気代は機種や部屋の温度設定によって変わりますが、1時間の運転で10円~20円程度になります。
オイルヒーターのメリット・デメリット
メリット | デメリット | |
暖房能力 | ・輻射熱(ふくしゃねつ)によって部屋全体を暖める | ・部屋が暖まるまで時間がかかる |
機能性や大きさ | ・直接手で触れてもヤケドしにくい ・タイマー設定できる ・音が静か | ・大きめの商品が多く場所をとる |
消費電力 | ・エコモード搭載モデルがおすすめ | ・消費電力は高め |
価格 | ・1万円以下の機種もある | ・機能性の高い機種は本体価格が高め |
オイルヒータメーカー別おすすめ
デロンギ・ジャパン
「デロンギ・ジャパン」はイタリアの家電メーカーです。オイルヒーターは、小型モデルからハイエンドモデルまで取り揃えています。
8枚のL字フィンやみやすいディスプレイを搭載しています。2018年にはグッドデザイン賞を受賞しています。
初めてのオイルヒーターはデロンギ、と言われるほど知名度の高いメーカーです。
アイリスオーヤマ
「アイリスオーヤマ」は、生活家電や便利器具など様々な製品を展開しています。
オイルヒーターは、独自のフィンを搭載したモデル。トイレや脱衣所に向いているコンパクトなサイズなど取り揃えています。
手ごろな価格で購入できるところも魅力の1つです。
ユーレックス
「ユーレックス」は、オイルヒーター専門メーカーです。小型サイズから13畳のモデルまでラインナップが豊富にあります。
1時間単位で室温と電源を設定できるマイタイマーを搭載しているモデルもあります。必要な機能を選ぶことができるのもメリットです。
山善
「山善」のオイルヒーターは、コスパの高さに定評があります。タイマー機能やチャイルドロックなどの機能もついています。
部屋の温度は、低温から高温までダイヤルを回して微調整ができます。コスパ重視の方におすすめなオイルヒーターです。
スリーアップ
「スリーアップ」のオイルヒーターは、8枚の大型フィンが陽だまりのような暖かさを実現しています。
タイマーやエコモードなど機能性にも優れています。オイルヒーター側面のタッチパネルにはデザイン性が高さを感じられます。
オイルヒーター本体価格も1万円以下とコスパも高い、嬉しさいっぱいです。
まとめ
オイルヒーターは、コンパクトな製品から広いリビング用の製品まで幅広くあります。自分のライフスタイルに合った製品を選ぶことが大切です。
1時間にかかる電気代が10円~20円、製品によっては20円を超えるモノもあります。長く使うこと考えて慎重に選びたいところです。
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