【がっちりマンデー】1日800個フルーツゼリーが売れる静岡のお店、日本の果物がぶっちぎりでうまい理由とは

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果物売り場
果物売り場 / senchou

日本の果物は世界一美味しい!そのいちばんの理由は、職人さんが手間をかけて大切に育てていることにあります。

がっちりマンデーでは、今儲かっている果物ビジネスの紹介をしていました。

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芯まで甘いバナナ 仲卸の松孝(まつこう)

老舗のくだものの仲卸をしている『松孝(まつこう)』は、大田市場の近くにあります。松孝では、輸入果物であるバナナを主に扱っています。日本で一番食べられているバナナの市市場は、年間1000億円を超えます。

海外からの輸入が99.9%というバナナを扱うため、仲卸には大事な仕事があります。バナナは、害虫などが付かないように未成熟な状態での輸入しか出来ません!

真っ青な状態で届いたバナナを「室(むろ)」という場所で追熟させて黄色くします。この作業に美味しさのポイントがあります!

他の業者が5日間かけるところ、松孝では7日間じっくりとかけて追熟します。バナナに空気が通るようにしたり時間をかけることで、芯まで甘いバナナが出来上がります。

全国の約300ある小売店に出荷して、年間20億円の売り上げがあります。健康ブームの波にのって、これからも伸びていきそうです。

袋入りカットリンゴ ヒロサキ

美味しい蜜たっぷりリンゴ〜♪
美味しい蜜たっぷりリンゴ〜♪ / kavaomenthol

スーパーやコンビニで存在感を増しているフルーツがあります。それは「袋入りカットリンゴ」です!自販機まで登場して、カットリンゴ市場は毎年2割ずつ売り上げが伸びています。

青森県弘前市にある『ヒロサキ』で、カットリンゴは作られています。リンゴの王様ふじをカットしてから、ビタミンCが入った液体の中につけます。2分ほどつけるだけで変色しないリンゴが出来上がります。

このカットリンゴは、B級品と言われているもので作られています。今まではジュースにするくらいしか価値がなかったものが、「カットリンゴ」として販売することで売り上げが伸びました。

『ヒロサキ』では、昨年の売り上げ1億円に対して今年は1憶6000万円を見込んでいます!

新しいドライフルーツ 八尋産業

岐阜県美濃加茂市にある『八尋産業』では、果物を乾燥させる技術を開発しました。それは、無添加で無着色でフルーツそのものの味とうまみを引き出せる技術が減圧平衡発熱乾燥法です。

今までの乾燥技術は、60℃から70℃の熱風をあてて水分を蒸発させてきました。これでは熱のせいで栄養素やビタミンが壊れてしまします!

減圧平衡発熱乾燥法は、ほぼ真空状態にします。気圧が下がると水は低い温度でも蒸発する性質があります。30℃まで温度を上げると果物の水分が蒸発するとう仕組みです。

低温で乾燥させると果物の色合いがあまり変わりません!今までは捨てるしかなかった規格外の野菜や果物をドライフルーツにすることが出来ました。

“捨てるのはもったいない”少しでも捨てるものを減らす世の中にできるといいですね♪

手作り生フルーツゼリー 杉山フルーツ

静岡県の富士市のシャッター商店街に1日数百人が買いにくる果物屋さんがあります。それが『杉山フルーツ』、ギフトに特化したお店です!

贈り物に最適な商品がショーケースに並んでいます。なかでも人気なのが「生フルーツゼリー」、1コ500円以上するゼリーがバカ売れしています。1日800コも売れる日があるというからビックリです!

ゼラチンと甘味料は企業秘密、フルーツの位置を美味しく見せたら30分で固まります。ガイドブックを見て買いに来る人も多いお店です。

杉山フルーツは、50社の日本の企業からオファーを受けても断りました。富士市1店舗での営業にこだわる理由とは、大量生産や大量販売はお客さんも飽きが来るし、市場が崩壊する気がするからだと言います。

“この店だけで長く続けるのが、お客さんのニーズがあるのかなという気がします”杉山フルーツは、地道な手作り戦略でロングセラー商品を守り続けているんですね♪

みやざきドライフルーツ紅茶

森永卓郎さんによると次にヒットする果物ビジネスは、「みやざきドライフルーツ紅茶」なんだそうです。

紅茶のティーパックにドライフルーツが一緒に付いています。フルーツの香りがする新しい紅茶です!まだ発売になったばかりで通販では売っていないのが残念です。

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