ほぼ日「ほぼ日刊イトイ新聞」は、インターネットの読み物サイトです。バラエティに富んだ記事がタダで読めてしまうお得なサービスです。
ほぼ日刊イトイ新聞は、『株式会社 ほぼ日』が運営しています。ホームページ上には広告がなく一銭も入らない、物販で儲けているヒミツを紹介します!
ほぼ日
「株式会社 ほぼ日」は、1979年に糸井重里の個人事務所からスタートした。読み物サイトの「ほぼ日刊イトイ新聞」は1998年から運営している。
2017年3月16日JASDAQ市場に上場を果たしている。糸井重里が倒れたときに会社を残すために上場をした。
ほぼ日は、東京都港区北青山に本社があります。オフィスのコンセプトは「大人の幼稚園」、入り口には大きなゴリラのぬいぐるみが置いてあります。
社員数は74人の小さな会社です。糸井さんのコラム“今日のダーリン”は、毎日更新されている。
ほぼ日 オリジナル商品
ほぼ日手帳 2018 weeks お買いものパンダ・ドット(1月始まり) ウィークリー [ 楽天株式会社 ]
ほぼ日と言うと手帳の会社というイメージがありますが、ハラマキやタオル、土鍋などジャンルがバラバラな商品を売っています。
ほぼ日刊イトイ新聞や「TOBICHI(トビチ)」東京と京都の直営店で買うことができます。年間37憶円も売っています。
ほぼ日のサイトが好きで商品を買う人と商品が好きでサイトの読者になる人といます。どっちもの運営で成り立っている会社なんですね。
ほぼ日刊イトイ新聞
「ほぼ日刊イトイ新聞」は、各界に著名人と糸井さんとの対談特集が人気です。ファッション・グルメ・暮らしの情報など女性雑誌のような作りになっています。
ほぼ日のサイトは、1行が27文字に設定されている。目をあまり動かさなくても読みやすい文字数が27なんですね。
記事の書き方にもこだわりがあります。読むリズム・現場の雰囲気を出すために“うん”や“はい、はい”などあいづちを入れています。
スタッフは糸井さんから、“ものスゴく正直に書きなさい”と言われています。だから大げさなフレーズはNGなんです。
コピーライターの糸井重里だからこそ、読まない人を振り向かせる工夫がありました。
コピーライター糸井重里の魅力
19年前に始めた「ほぼ日刊イトイ新聞」は、なぜインターネットで始めたのか?
今思っている水準よりも、もっと増えて行くというのは明らかだった。
3万人になったら何でもできると思った。野球場のイメージだったんですね。野球を真剣に見てる人って、そんなにはいない。
糸井さんにとって野球場からヒントをもらいました。
人が3万人いて2~3時間座っているだけで仕事って出来るんだな~って思いました。
3万人のファンをつくるのは、それほど時間はかからなくなった。商売をするとなると難しい。
ほぼ日では、最初にTシャツを3000枚を作った。自分が本当に“欲しい”と思うモノだけを売ろう!と決まました。
水曜ミーティング
毎週「水曜日ミーティング」が行われます。糸井さんの考えや思い、興味のある話など社員と向き合う時間を1時間半作っています。
社長室には、大きなテーブルが置いてあります。サイトにのる著名人とは、ここで対談することが多いんです。
ほぼ日手帳
ほぼ日手帳 ほぼ日のメモ帳セット 3冊セット weeks用
「ほぼ日手帳」は、売り上げの7割をしめています。手帳だけで年間の売り上げが26憶円になります。
本体とカバーに分かれている「ほぼ日手帳」は、カバーのバリエーションがたくさんあります。中身にも細かいこだわりがあります。
手帳専門用紙「トモエリバー」を使っています。薄くて軽くて柔らかい素材で出来ています。マス目が入っていることで、書きやすくメモとしても使えます。
デイリーページの下には、コラム記事がのっています。「ほぼ日刊イトイ新聞」に掲載された記事の言葉を使っています。
進化する ほぼ日手帳
「ほぼ日手帳」は、ユーザーにアンケートをお願いしています。意見を参考にして、線の細さやマス目の大きさを変えています。
ユーザーの声を集めるために「ほぼ日手帳ミーティングキャラバン」というイベントも開催しています。ユーザーたちが手帳の使い方を発表する場でもあります。
ほぼ日の未来は
「株式会社 ほぼ日」は、やさしく・つよく・おもしろくをモットーにしている。おもしろくがめしのタネなんです。楽しい人、面白い人の側には人は集まってきます。
ほぼ日手帳の場合は、紙質にもこだわりました。コストをかけても良い商品を作りたい気持ちが売り上げに繋がっています。
では、儲けたい気持ちはあるのか?
儲けるとやれることが増えることは確かなんで。僕らが儲かって嬉しがる人がやっぱり想像できるんですよね。お金は武器弾薬なんで目的にしちゃダメだと思うんですよね。
でも儲けたい気持ちは、ある程度必要ですか?
それは絶対に必要です。それがないと根性がでない。
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