健康食弁当を扱うファンデリーは、塩分やタンパク質などを調整したお弁当を扱う会社です。東京赤羽にあるファンデリー本社には女性社員40人がオペレーターとして電話注文を受けている。これまでを聞くとただの食品宅配サービスではないか?と思ってしまう。
ファンデリーの電話注文を受けているスタッフは、全員が管理栄養士または栄養士の資格を持っている女性たちなんです。電話を受けている手元には顧客から預かった血液検査データが置いてあります。そのデータをもとに応対しているから、お客様も安心して注文することが出来るんです。
管理栄養士の資格を生かすためにファンデリーに入社
ファンデリーには栄養士40人のうち35人が管理栄養士です。そのひとりである岩永さんは、以前は病院の入院患者の食事を作っていました。栄養士が中心となった会社で商品開発がしたくてファンデリーに入社したそうです。
せっかくとった資格だから開発に携わりたいという気持ちが強く、今では新メニューの開発をしています。季節ごとになるべく旬の食材にこだわって作っています。秋の新メニューは「肉じゃが」を作ることになりました。
ファンデリーの鉄則は、塩分控えめでしょう油や塩は極力つかわない!かつお・こんぶ・あごの3種類のだしをしっかりとって肉じゃがに使うことになりました。肉じゃがに使う肉はバラ肉ではなくもも肉を使います。湯どうしして余分な脂をのぞくことでカロリーを抑えることが出来ました。
>>>ファンデリー
ダイエットに効果が期待されるヘルシー食
ファンデリーのヘルシー食を注文している小山さんは、1年半で20kgのダイエットに成功!ファンデリーのヘルシー食は、糖尿病や高血圧などの生活習慣病向けのメニューです。食べる人の体の状態にあったお弁当は、ハンバーグや中華など豊富なメニューが揃っています。
ファンデリーは5年ほどでダイエットをしたい20代~30代の若い女性にも人気が出ています。
アジア料理のグリーンカレーがヘルシー食に参加
アジア料理が好きな若い女性向けにグリーンカレーの開発をしました。グリーンカレーの中には、ジャガイモの代わりに白インゲンが入れてあります。白インゲンは、ジャガイモよりも食物繊維が10倍以上あります。美容と健康にいい食物繊維をたっぷりと取ることが出来ます。
アジアンカレーセットは、鶏ガラスープで炊いたご飯と春雨サラダ、マンゴーのフルーツが入っても404キロカロリーしかありません!試食会に参加した若い女性たちは“おいしい”という声を頂いて2016年の商品かが決定しました。これは楽しみですね♪
単品でのダイエット食は、今までにもたくさんありました。でも同じものを食べ続けても限界がくる?そしてリバウンドしてしまう。その繰り返しでダイエットが続かない人はファンデリーの健康食弁当を試してみるのもいいと思いました。
野菜でスイーツを作るポタジエとのコラボ
東京の中目黒にある野菜でスイーツを作っているお店パティスリーポタジエ
ファンデリーはスイーツの分野にも挑戦するために、パティスリーポタジエとのコラボ商品を発売した。「彩り野菜のもっちり大福」は12個入りで2,980円、9月に発売になった新商品です。糖尿病の人でも食べられるように作られています。餡はサツマイモをベースにして、にんじんや小松菜のパウダーを練りこんであります。
スイーツ第2弾は、里芋としょうがを使ったシュークリームに決定!病気を気にしながら食べたいものを我慢する時代をファンデリーが変えてくれそうですよ♪
>>>パティスリーポタジエ
ファンデリー次なる戦略は栄養士だけの病院
ファンデリーの社長である阿部さんは、将来的には研究所を作って素材をもっと研究したいという。もっと塩分が低くても“おいしい”と感じられるにはどうしたらいいか?そこをもっと深く研究したいと言います。
栄養士が診断をして食事を届けて治していく『栄養士が運営する病院』を作りたいという思いが強いようです。法律的にはどうなのか問題はあるもののぜひ実現してほしいと思いました。
カンブリア宮殿を見て、食事がいかに大切かを思い知らされました。病気になってからではなく予防医学にも役立つ、これからのファンデリーに注目したい!
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