ななつ星 cruisetrain sevenstars / uemu
まるで夢のような“ひととき”を過ごせる『ななつ星in九州』は、車窓に広がる絶景を独り占め、まるで高級ホテルのような客室とサービスが受けられます。
9月23日(金)の白熱ライブビビット!では、来月3周年を迎える『ななつ星in九州』についての特集をしました。
ななつ星in九州の予約185倍
『ななつ星in九州』の食堂車には「寿司カウンター」があり、九州の旬を味わうことが出来ます。今でも予約倍率は、最高で185倍もある人気列車なんです。
2013年のスタート時は、DXスイートのお値段は3泊4日で55万円でした。その後は、5回の値上げをして、来年3月からは95万円に値上げりすること決定しました。
今回の値上げは、大分・由布院での「茶道・豆腐作り」などの日本の伝統文化を満喫できるプランが加わったためなんです。
JRグループ4社目の株式上場
『ななつ星in九州』を運営するJR九州は、今月15日に株式上場が承認されて来月から株式が売りに出されることになりました。
これでJRグループの上場は、東日本・西日本・東海そして九州と4社目となりました。業績が好調なのは、駅ビルやマンションの開発などの不動産と外食産業の副業収益が拡大しているからです。
本業の鉄道部門は、在来線など苦戦が続いていますが『ななつ星in九州』などの観光列車は好調です。
値上げする理由とは
2013年10月は、55万円でのスタートでした。2014年4月の消費税8%によって1万6,000円値上がりしました。(56万6,000円)
2014年8月には、アルコール無料提供をするため13万4,000円値上がりをします。(70万円)2015年3月には、貸切バス代や経費増加のため5万円の値上げをします。(75万円)
2016年8月には、コース変更に伴う経費増加のため10万円の値上げをします。(85万円)来年3月には、体験プレン新設のため10万円の値上げをします。(95万円)
95万円出しても、どこにもない景色と食事を堪能できる『ななつ星in九州』には、それだけの魅力があるということなんでしょうね♪
世界の豪華列車と比較
『ななつ星in九州』の95万円という価格設定は、海外と比較したらどうなのか?
スペイン トランスカンタブリコ号
スペインの「トランスカンタブリコ号」は、美味しいスペイン料理を堪能して夜にはパーティーもあります。
美しい海岸線を走る「トランスカンタブリコ号」のお値段は、7泊8日が55万4,000円です。(1人分)
ヨーロッパ オリエント急行
ヨーロッパの「オリエント急行」は、ロンドンから世界遺産であるベネツィアまでの旅です。社内の食器はオリエント急行オリジナルのモノです。お値段は、1泊2日29万円です。(1人分)
南アフリカ共和国 ブルートレイン
南アフリカ共和国の「ブルートレイン」は、1940年代にデビューしました。世界一豪華と言われている列車では、アルコール類は飲み放題です。
プレトリア~ケープタウンまでのお値段は、1泊2日16万円です。(1人分)
観光ジャーナリストによる値上げ3つの理由
観光ジャーナリスト“千葉千枝子”さんによると、値上げするには3つの理由があると言います。
1.外国人客が多くなった(22の国と地域から問い合わせがある)
2.JR九州が株式を上場すること
3.運行当初は、当時緒景気を考慮した料金設定をしていた。やっと本来のぞんでいた料金に出来たのでは・・・
まとめ
『ななつ星in九州』は、10月から予約がスタートします。豪華列車にのって夢のような時間を過ごすことができるなら95万円は高くはないのか?
私も出来ることなら乗ってみたい!と思いました。
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