大切な子供の成長を生きがいに感じる人は多いと思います。でも、子供だけを生きがいにしてしまうと病気になってしまう人がいるって知っていました?
心療内科と精神科のちがいとは?
みなとメンタルクリニックの高橋先生によると、女性の方が妊娠・出産・育児・引っ越しなどのライフイベントが多く、ホルモンのバランスも崩しやすいから心の病気になりやすいのだそうです。
精神科は、心に原因がある心の病気を言います。心療内科は、心に原因がある身体の病気を言います。
ストレスで疲れやすい、眠れなくなる、耳が聞こえなくなるなどいろんな症状を治療するのが心療内科です!内科や耳鼻科、歯科など様々な診療科からの紹介で訪れる人が多いんです。
子どもに依存すると「空の巣症候群」になりやすい
成人した子どものことが心配で仕方がない、帰りが少し遅いだけで不安が襲う、これは「子ども依存症」という病気です。
子どもに依存して干渉しすぎている状態で、病気だと気付かない人も多く存在します。放っておくと体にも異常が現れて来ます。
心配性がエスカレートすると眠れなくなります。昼間も物事が手につかなくなり、疲れやすくなります。
「子ども依存症」は、子どもの自立を阻むような親がなりやすい病気です。子どもの事ばかり考えていて、そのストレスに耐え切れなくなって脳が機能不全に陥ったような状態になります。
年をとると暇ができるため、執着がひどくなります。体力も衰えているのでストレスに耐え切れなくなり、空の巣症候群になりやすくなります。
『空の巣症候群』とは、生きがいだった子供の独立によって孤独感や虚無感を感じる抑うつ症状を言います。
治療法としては、“とにかく眠ること”なんだそうです。質の良い睡眠をとれば脳が安定してくる⇒自律神経が整い身体症状も治まります。
ご近所トラブルがきっかけで「強迫性障害」になってしまった
ご近所とのトラブルが原因で、「強迫性障害」になったケースがあります。
本がきっちりと整理されていないとめまいを感じたり、毎日カーテンを洗ってしまう。手が汚れている気がして、何度も石けんで手を洗うなどしてしまう。
これは、潔癖症ではなくて「強迫性障害」という病気なんだそうです。
『強迫性障害』とは、不合理と分かっていてもそれが抑えきれずに、無意味な行為や考えを繰り返してしまう症状を言います。
他にもこんな症状があります!
1.カギをかけたか気になって何度も確認する
2.自分が病気なのでは・・・と常に不安になる
3.大切な物を捨ててしまうのではないかと溜め込んでしまう
治療法としては、薬の処方や好きなことに気持ちを持っていくことが大切です!
治療せずに放っておくと、こんな症状もでてきてしまう!
風邪をひきやすい、高血圧、肥満、胃かいよう、頻尿、貧乏ゆすり、まばたきが多い、抜け毛
女性に多い「パニック障害」とは?
『パニック障害』とは、激しい動悸や呼吸困難が起こり倒れてしまう病気のことを言います。女性に多く、日常生活にも支障をきたします。
症状はたくさんあって、激しい動悸のほかに息切れ、過呼吸、窒息感、めまい、ふらつきなどがあります。
『パニック障害』は、すぐに逃げ出せない場所で発作は起きます!電車の車内や街の人ごみ、会議室や自動車の右折などがです。
対処法は、ゆっくりと深呼吸をする・飴をなめる・好きな音楽を聴くなどがあります。
更年期障害にかくれた「仮面うつ病」とは?
『仮面うつ病』とは、本来の精神症状が目立たず、頭痛や肩こりなどの身体症状だけが前面に出てくるうつ病です。
更年期障害のような症状が婦人科で解決しない場合には、心療内科を受診してみるといいそうです。
治療法としては、ひとりで抱え込まずに身近な人に相談することで気持ちが和らぐこともあります!
子育ても落ち着いたと思ったら、今度は自分のメンタルを気にしないといけない!女性は本当に忙しい、この話を聞いて悩みごとを聞いてくれる知人・友人の大切さを感じました。
>>>みなとメンタルクリニック
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