Tokyo station / kubotake
日本は世界でも有数の地下街大国です。地下街の総面積は約120万㎡、東京ドームに例えると25コ分になります。儲かり戦略もいろいろあります。
9月18日(日)に放送された「がっちりマンデー」では、“儲かる地下街”が紹介されました。
東京駅一番街
『東京駅一番街』は、直線で400mあります。東海道新幹線の真下に作られたため細長いストリートになりました。
東京駅一番街のターゲットは、東京に来る地方の人や海外から来る人です。そんな観光客のための欲しい物を集めています。
東京キャラクターストリート
改札を出て左奥にあるのが「東京キャラクターストリート」です。ハローキティやプリキュア、ウルトラマンなど26店舗が並んでいます。
日本の可愛い文化の甲子園とも言えるエリアの売り上げ1番が「リラックマ」です。昨年の売り上げは5憶円ありました。アジアの人に愛されています。
ターゲット層が近い店舗をなるべく近くに並べています。スヌーピーの隣にはムーミン、プリキュアの前にはアイカツ!など近くにあります。
東京おかしランド
『東京駅一番街』の真ん中にあるのが「東京おかしランド」です。日本のお菓子は海外の人には大人気なんです。グリコや森永、カルビーが大手メーカーが揃っています。
ココでしか買えない限定商品がたくさん並んでいます。
各店舗にはキッチンが併設されていて、出来立ての商品を食べることも出来ます。カルビーのポテトチップスがいちばん人気です。
東京ラーメンストリート
『東京一番街』で集客力の高いのが「東京ラーメンストリート」です。東京に本店を構える人気ラーメン店を8店舗集めました。
8店舗の中でも“六厘舎”のつけめんが人気です。特製つけめんは多い日で900杯売れる人気メニューです。朝ラーメンを食べる人で行列が出来ます。
新宿サブナード
『新宿サブナード』は、新宿歌舞伎町一番街の前を通る靖国通りの真下にあります。エリアは新宿1丁目から4丁目までと分かれています。
福家書店(1丁目エリア)
「福家書店」は、女性客をターゲットにしたお店のレイアウトになっています。コミックストアでは、BLコミックなどが中心に置いてあります。
腐女子系オタクの大好物が揃っています。かなりマニアックです!
ストゥリーム(3丁目エリア)
「ストゥリーム」は、新宿一の品揃があるウィッグ専門店です。1万円以下の商品が売れ筋です!芸能人が8割、新宿2丁目のオネエからも絶大な支持を得ています。
三善メイクアップセンター
「三善メイクアップセンター」は、舞台や映画、テレビの撮影で使うプロ用の化粧品が売っているお店です。
舞台も場合は、照明によって赤みが取られます。だからファンデーションには、赤みが入っているものが売れ筋商品です。
デイジーストア
「デイジーストア」は、カラフルなドレスが並んでいます。キャバ嬢がお店で着るドレスを買い求めに来ます。
一般の方でも結婚式の2次会にと買う人もいます。値段が安いの物が揃っています。
3丁目エリアは、ドレスの激戦区でもあります。
ホワイティ梅田
大阪駅の地下にある『ホワイティ梅田』は、迷路のような作りになっています。案内所では、1日400人が道を尋ねます。
JR大阪駅が市街地に対して斜めに作られてしまったため、道路が碁盤の目のように作れなかったのが理由です。
メインターゲットは、地元大阪の乗換客です。この道に慣れている人たちという事になります。地元大阪人に愛される老舗がたくさんあります。
老舗ストリート
『ホワイティ梅田』には、約180店舗あります。その中でも昭和38年から続いているお店が40店舗あります。テナントの入れ替わりは、年に4~5軒しかありません!
老舗ストリートは、阪急梅田駅から『ホワイティ梅田』の中心部に向かう途中にあります。
お好み焼き「ゆかり」は、たっぷりのネギとマヨネーズをかけた“ネギマヨ豚焼き”が大阪人のソウルフードです。月に900万~1200万円の売り上げがあります。
ゆかりは目の前で焼いてくれる#梅田の北っかわ #お好み焼きゆかりでお腹いっぱい #お好み焼きゆかり https://t.co/lyc7dKHzyH pic.twitter.com/F4G7D4DMNm
— 梅田の北っかわ! (@kita_umeda) 2016年7月15日
串カツの「ヨネヤ」は、生ビール付き串カツ5本セットが980円とリーズナブルです。乗換の途中で寄る人が多いんです。
本日の朝食はヨネヤで串揚げ。
朝から一杯できるなんて素敵
もちろんタバコもすい放題\(^^)/ pic.twitter.com/iI07v8LuyH— バビィ (@biglipbabby) 2016年7月5日
まとめ
日本のような狭い国土では、地下街での集客が役立ちます。地下街での儲かり戦略は、東京・新宿・大阪でそれぞれ違っています。
観光客のための東京、夜のお店が近いからマニアックな新宿、地元のための大阪、地域によって地下街は顔を変えます。
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