花 / kaidouminato
CMで宣伝することで知名度が上がることもあります。そのとは別に、CMの中に儲かりのヒミツが隠されていることもあります。
8月14日(日)に放送された「がっちりマンデー」では、そんな“CMで儲かっている会社の儲かりのヒミツ”が紹介されました。
家庭教師のトライの儲かりのヒミツ
『家庭教師のトライ』は、1974年に放送された「アルプスの少女ハイジ」のキャラクターを使っています。コミカルなCMのイメージが強いですね。
「アルプスの少女ハイジ」をCMに使った理由は、“親御さん世代に子ども時代を思い出してもらうため”なんだそうです。
ストーリーに合った映像を探すのが大変なんです。8話分のアニメを組み合わせて作ったりしています。
CMの影響というと、年々1.3倍から1.4倍にペースで生徒の数は増えています。2016年では、10万人の生徒がいます。
教育プランナーとは
個別指導でいちばん大切なのが生徒と先生の相性です。教育プランナーは、生徒と教師をマッチングをします。
トライでは、性格を診断するシステムを設けています。17の質問に答えることで分析します。その結果、9つのタイプに分類されます。
温厚で優しい“堅実家型”のタイプには、“効率のいい授業計画が得意な先生”をマッチング!
“のんびり型”タイプには、“おだやかで簡潔な説明が得意な先生”をマッチング!
学期末などの節目には家庭訪問もします。必要とあれば先生を変えることもあります。
プロの教師
家庭教師とは、優秀な大学生のアルバイトが多く存在します。トライには、家庭教師をプロとする教師が1万人以上も在籍しています。
学校の授業とはちがったスタイルとツボを押さえた教え方で大人気なんです。授業料は、一般の先生に比べると倍の1時間8,000円になります。
CMを見て“家庭教師をやりたい!”という人からのエントリーで先生が集まってきます。
トライの儲かりのヒミツ
トライの人気は、生徒を教えるスペシャリストと生徒を支えるスペシャリストによって成り立っています。
受験産業や教育産業は、子どもの数が減っているため衰退しています。そんな中で、『家庭教師のトライ』は右肩上がりで儲かっています。
子どもにとって良い先生と出会えることは、将来に大きく影響します。こういった企業がもっと増えてほしいですね♪
ブランディアの買い取りサービス儲かりのヒミツ
untitled / t-miki
『ブランディア』は、ブランドの買い取りサービスを行っている会社です。菜々緒さんの目力が強いCMで知られています。
では、どうやって儲けているのか?
ブランディアのサービスとは
東京は大田区にある倉庫には、1日約1万点の商品が届きます。ブランディアの利用の仕方とは?
ブランディア買い取りサービスの流れ!
1.パソコンやスマホで申込み
2.自宅に宅配キットが送られてきます。それに買い取ってほしいブランド品を詰めて発送します。
3.査定された価格がメールで届きます。
4.価格が良ければ買取が成立して、不満なら返却されます。
CMを開始してから依頼は3割ほどアップしました!
オークションで販売
買い取ったブランド品は、自前のオークションサイトやヤフーオークションで販売しています。
買い取りするときのポイントは、高すぎず安過ぎないことです。安くして販売すると、お客さんは売ってくれなくなります。
高すぎるとブランディアが儲かりません!ギリギリの値段が儲かりのヒミツになります。
査定データベース
『ブランディア』には、ブランドを査定するためのデータベースがあります。過去に同じようなブランド品をいくらで買い取り、いくらで売ったのかが分かる独自のシステムです。
900万件のデータをもとにコンピューターが査定を行っています。経験の少ないスタッフでも査定出来るんです。
他の質屋さんでは買い取らない商品も買い取ってくれます。たとえば、名前が入ったリングや電池切れの時計なども買い取ってもらえます。
素早く売る
買い取りが成立した商品については、いかに早く売るかが大切になります。写真と詳細情報を入力したら販売サイトに即出品します。
東京ドームのグランドほどの面積がある倉庫には、35万点のブランド品が並んでいます。これだけの数を3ヶ月程度で売り切ってしまいます。
年間の売り上げが80憶円になるがっちり儲かっている会社です!
サンゲツの儲かりのヒミツ
『サンゲツ』は、カーテンや床材など内装材を全国規模で販売している会社です。年間売り上げは約1,150憶円になります。
ショールームでお客さんの心を掴む
『サンゲツ』の品川ショールームには、壁紙が3300種類とカーテンが4000種類、床材は2200種類あります。
壁紙のサンプルは、パネルサイズの大きさにすることで見やすくしています。
部屋型のモデルブースでイメージしやすい
部屋型のモデルブースでは、実物大の壁紙を使ってイメージしやすいようにしています。
モデルブースは、斜めに分割することで広がりももって見ることが出来るからです。さらに大・中・小と3つに分割しています。
大はリビング、中は書斎、小はトイレと分けることで内装をイメージしやすくしています。
CMでよく見る会社の儲かりのヒミツまとめ
CMが気になって商品を購入したり、サービスを利用したりすることってよくあります。物語のようにシリーズ化されているCMも人気があります。
auのように昔の物語を今風に変化させているとインパクトがあります。本当によく出来てるな~って思います。
もう使わないけど捨てるのはもったいない!買い取りサービスは、必要がなくなった人と欲しいけど高くて買えない人の間をとったサービスです。
これもエコロジーのひとつなのかと必要性の高さを感じました。
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