シューイチ|ディズニーシー15周年、進化し続けるオリエンタルランドの裏側を見た

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東京ディズニーランド
東京ディズニーランド / Kentaro Ohno

『東京ディズニーシー』は、開園して15周年を迎えます。世界初の海をテーマにしたディズニーパークが誕生しました。

東京ディズニーリゾートの全ての運営をしているのが『株式会社オリエンタルランド』です。日本のテーマパーク最大手の企業です。

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もう一度行きたいディズニーの魅力とは

株式会社オリエンタルランドの社長が「上西京一郎」さんです。上西さんは、1980年にオリエンタルランドに入社しました。総務や経営など裏方を支えてきた方です。

2009年に代表取締役社長に任命を受けました。そんな上西さんに、“東京ディズニーリゾートの魅力とは?”と聞くと、施設面の充実とキャストとのふれあいと答えます。

華やかな東京リゾートですが、経営努力なくして今日の発展はありません!

アトラクション1つ分の経済効果とは?

「トイ・ストーリー・マニア」は、おもちゃの世界のシューティングゲームです。オープン当初から長蛇の列ができるほどの大人気アトラクションです!

オープン当初は、乗車する時にゲームの説明をしていました。現在では、並んでいるときにゲームの説明をすることで乗り物の回転率が数秒あげることが出来ました。

乗車人数の効率化を図り、たとえ数秒でも発車をスムーズにすることを全アトラクションで実施しました。そうすることで、ゲストがより多くのアトラクションを楽しむことが出来ます!

わずか数秒の努力をすることで大規模なアトラクション1つ分の経済効果が生まれました!

乗車と降車を同時進行する

「ジャスミンのフライングカーペット」は、乗車と降車を完全に分けていました。今では、ゲストの安全を確保したうえで同時に進行しています。

これにより1日あたりの乗車人数が増えました!待ち時間を短くすることでゲストの満足度は高くなります。

キャストの講師はアルバイト独自の研修スタイル

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「ユニバーシティ・リーダー」とは、約2万人いるキャストの中から選ばれた人が教育プログラムの講師役をします。オリエンタルランドの正社員ではありません!

アルバイトの人が講師を務めることでリアルな対応力が伝わります。

1年間に3000万人が来園するディズニーリゾートにゲストすべてのマニュアルはありません!大切なことは、ゲストに対して何がベストかを考える理念を持って行動することなんです。

やる気をひき出す魔法のカード

「ファイブスターカード」は、上司が頑張っているキャストを褒める際に使用するカードです。Safety(安全)・ Courtesy(礼儀正しさ)・Show(ショー) Efficiency(効率)と4つのキーがあります。

年に数回ファイブスターカードをもらった物だけが参加できるパーティーを実施しています。まさにやる気を引き出す“魔法のカード”ですね♪

自分のやっている事が素晴らしいと認識する事でパフォーマンスに繋がる。それを上司が褒めることで次の機械によりゲストに満足してもらおうと思える・・・上西さん・・・

 2,000憶円の開発プロジェクト

東京ディズニーランドと東京ディズニーシーでは、2020年までの開発プロジェクトを実行することになっています。

東京ディズニーランドでは、「美女と野獣」をテーマにしたエリアや人気映画「ベイマックス」をテーマにしたアトラクションの導入も考えられています。

東京ディズニーシーでは、フロリダや上海で人気のアトラクション「ソアリン」を導入予定です。

「ソアリン」とは、足元まで覆われている前面のスクリーンに世界中の名城や大自然が映し出されます。風や匂いなどによって実際に空を飛んでいる様な感覚になれるアトラクションです。

2,000憶円の予算を投入する予定の開発プロジェクトです!

ウォルト・ディズニーの言葉で“ディズニーのテーマパークは永遠に完成しない”という言葉があります。

つねに新しいものゲストの方々の感動を呼び起こすようなハード、もちろんソフトも含めていろいろなものに投資をしていくという考え方は、オープン以来もそして、これから先も変わらないと思っています。

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