「ほぼ日手帳」は、来年の手帳が並ぶ時期になると特設売り場が出来るほど人気があります。渋谷ロフトでは、13年連続で人気ナンバー1です。
11月12日(日)のシューイチでは、「ほぼ日手帳」の会社に潜入しました。「ほぼ日手帳」は、1日1ページ・使い方の自由度の高さで人気があります。
「ほぼ日」公式サイトはこちらから⇒ほぼ日手帳
株式会社 ほぼ日
東京・港区にある『株式会社 ほぼ日』は、代表を務めるのがコピーライターの糸井重里さんです。糸井さんは、作詞家・エッセイスト・声優でもあります。
本社の入り口には、「MOTHER」に登場するキャラクター“どせいさん”がちゃっかり座っています。
「MOTHER(マザー)」とは、糸井重里さんがゲームデザインを担当したRPGゲームです。シリーズ3作品が発売されています。
コピーライター糸井重里
スタジオジブリの「魔女の宅急便」のポスター原画が壁に飾ってあります。糸井さんは、ジブリ作品のコピーを生み出した人なんです。
もののけ姫の「生きろ。」、千と千尋の神隠しでは「トンネルのむこうは、不思議の町でした。」
魔女の宅急便では、「おちこんだりしたけれど、私は元気です。」が生まれました。この原画を見ながらコピーを考えました。
「ONSEN」と表示されているのは、会議室です。空調がよくきく部屋だからとか諸説あります。打ち合わせスペースには木のぬくもりを感じるスペースになっています。
社員によると、この会社全体が糸井さんのアイデアで大人の幼稚園のようにしたい。遊び心を大切にしています。
ほぼ日手帳の開発秘話
「ほぼ日手帳」の開発を担当した小泉絢子さんは、初めての開発に他者の手帳を研究し始めました。
糸井さんは、“今までにない手帳を作りたいんだから既存の手帳に答えはない。それよりは俺と話そう。”と言われました。そうして16年前に初代が発売されました。
「ほぼ日手帳」は、会社の売上の全体の3分の2を占めています。
今までにない商品を開発する
「カレーの恩返し」は、カレーの最後に入れると美味しくなるスパイスです。糸井さんがレシピを作成しました。目先が面白い!
「腹巻き」は、イケてる腹巻きが世の中にはない。ちょっと見えてもカワイイ柄の腹巻きを作っています。カイロが入るタイプもあります!
「ドコノコ」は、飼っているペットの写真をアップする犬と猫の専用アプリです。土鍋も作っています。
キッチンでは、ほぼ日が開発した「おやつミックス」でパンケーキを試作しています。
ほぼ日が大切にしている遊び心
「ほぼ日5年手帳」は、1ページに同じ日付の5年分の西暦が書いてあります。去年の今は、何があったのかが分かるようになっています。
新企画会議では、プレゼンは禁止されている。相談をしながら新しい商品が生まれてきました。
年に3回は席替えがあります。毎週火曜日には給食が出ます。金曜日には格闘家・高坂剛さんの体操教室があります。まるで学校のようです。
コメント