>>>汀邸 遠音近音 みぎわてい をちこち
広島県尾道市は、瀬戸内海の潮風が心地いい観光スポットです。広島東洋カープが25年ぶりに優勝やオバマ大統領が来日など、2016年は話題になりました。
ヒルナンデスでは、そんな尾道が観光地として脚光を浴びている理由を調査しました!
尾道とは?
観光地として、2012年より4年連続で過去最高の人が訪れています。そのうち、外国人の観光客は58.7%増えています。世界遺産のある宮島よりも人気なんです。
広島県尾道市は、瀬戸内海に面した港町です。海運業で栄えてきた尾道には、風情ある街並みがたくさん残っています。
尾道出身の有名人といえば、ポルノグラフィーや東ちづる、湊かなえ、大林宣彦などです。
斎藤工のガイドブック
尾道の観光客が増えた理由は、広島県が作ったガイドブックがきっかけになりました。表紙は、バックパッカー経験者の“斎藤工”さんです。
表紙や中の写真があまりにもセクシーと話題になって、女性に大人気になりました。無料のガイドブックは、2週間で10万部がほぼ品切れになりました。
ガイドブックの中身は、広島の隠れた魅力を紹介した“33の旅プラン”や地元の人しか知らない情報が掲載されています。
第3部作目も無事にゲットー♡(*≧∀≦*)#広島県究極のガイドブック #広島秘境ツアーズ pic.twitter.com/U2fQao4xoV
— ひろみ (@marin_hiromi) 2016年6月24日
猫の細道
ガイドブックでも大きく取り上げられている「路地裏」は、千光寺に向かう坂道を進むとあります。路地裏を歩くと猫石がたくさん置いてある“猫の細道”入ります。
尾道の作家“園山春二”さんが作った福石猫は、なでると良いことがあると呼ばれている猫もあります。
本物の猫ちゃんもたくさん出会えます。漁港で魚のおこぼれにあずかろうと猫たちが集まってきました。
尾道カフェ
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尾道は、古い街と調和したステキなカフェが多いのも特徴のひとつです。
やまねこカフェ
「やまねこカフェ」は、ラテアートが人気のカフェです。カフェラテに猫の絵を描いたラテアートは、とってもクリーミーなホットがおすすめです。
尾道プリンは、地元でしか食べられないデザート一番人気商品です。オリジナルレモンソースを入れると、チーズケーキっぽい味に変化します。
ゆーゆー
尾道本通り商店街にある「ゆーゆー」は、100年以上続いた“大和湯”を改装して作られたオシャレなカフェです。
おすすめメニューは、“みかんゼリー氷”です。100%みかんジュースのかき氷と丸ごと1コのみかんをゼリーしたセットです。
“瓢定(ひょうてい)”は、ひょうたんの器に入った穴子ご飯セットです。天然の穴子は、広島の定番ご当地グルメです。
サッパリ味が通とされる穴子は、6月~8月が旬とされています。10月頃の穴子は、脂が一番のっています。
尾道商店街のゆーゆーへ。廃業した大和湯をリノベーションしたカフェ。銭湯備品が数多く活かされていてレトロで良い雰囲気。おいしいダッチコーヒーとケーキで一息。 pic.twitter.com/se7eQiXGLM
— セントスキー (@katzencafe) 2014年12月19日
お寺で出来る握り仏体験
尾道周辺には、25の寺院があります。浄土宗のお寺である「時光寺」は、アジサイ寺とも呼ばれています。梅雨の時期には、鮮やかなアジサイが咲きます。
“握り仏”は、願いを念じて作るお守りです。全国でもここでしか出来ない体験が楽しめます。
自分の手で思いを込めながら握ることと、親指と人差し指をくっつくくように握ります。すると合掌しているような線が出来ます。
顔の形を整えて仏様の形井仕上げます。作業時間は10分程度で気軽にできると人気があります。住職が釜で焼いてから3週間ほどで自宅に送ってもらえます。
まとめ
尾道は、美しい瀬戸内海と島々が目の前にあります。現代から過去にタイムスリップしたような景色が癒されます。
大林宣彦監督の“転校生”や“時をかける少女”などの作品が生まれた町、尾道には不思議な魅力があります。
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