【がっちりマンデー】日本初のフィギュア工場が鳥取にできた理由とは

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工場 / sabamiso

6月26日(日)に放送された「がっちりマンデー」では、新企画の“儲かる!できたて工場!”が紹介されました。

全国各地で造られているいろんな会社の「新工場」、ここ1~2年で工場を新しくした会社とは?儲かりのヒミツがそこにあった!

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コーンカップのシェア70% 日世株式会社

埼玉県東松山市にある『日世株式会社』は、2015年9月に工場ができました。ソフトクリームをのせるコーンを作っている工場です。

国内のシェアは70%、ほとんどが日世で作られています。工場の建物にこだわったのは、全体をソフトクリームをイメージした茶色と白でまとめました。

主力商品は「シュガーコーン」、新しい機械を入れることで16コしか出来なかったコーンが30コ作れるようになりました。1時間で1万個のコーンが出来上がります!

割れやすいコーンはチェックが大変なんです。好感度カメラで傷や焦げ付きのチェックをしています。

高級ソフトクリーム用の「ラング・ド・シャコーン」の機械もあります。価格は普通のソフトクリームの2倍はします。3年前に発売してから、2015年は生産が追い付かないほどのヒット商品になりました。

「ラング・ド・シャコーン」は、生地がもろいから作り方も独特なんです。普通のコーンの6倍の時間をかけて焼きます。割れやすいコーンのため、チェックも丁寧に行われます。

日本初のフィギュア工場 グッドスマイルカンパニー

鳥取県の倉吉市にある『グッドスマイルカンパニー』は、2014年12月に「楽月工場」ができました。フィギュアを作っている工場です。

フィギュアの生産は、中国で100%作られていました。日本初のフィギュア工場を作って、高品質なものを作ることになりました。

塗装部門でいちばん難しいのが“グラデーション塗装”、スプレーを押すビミョーな力加減が難しいんです!フィギュア1体では、100色も使われています。

なぜ鳥取県に工場を作ったのか?鳥取県は「まんが王国」という政策を打ち出しているんです。県全体でまんがに力を入れてるんです。

空港名も「米子鬼太郎空港」や「鳥取砂丘コナン空港」になっています。まんがを使った地域活性化につながる事業には補助金が出ます!

倉吉市は工業団地が多く、工場経験のある手先の器用な人が多いんです。フィギュアを作るには、ピッタリの条件が揃っていたんですね♪

業務用の冷凍ケーキの工場 味の素冷凍食品

群馬県の大泉町にある『味の素冷凍食品』は、2014年9月に「関東工場第一工場」ができました。冷凍ケーキを作っている工場です。

ただの冷凍ケーキじゃない!カフェのデザートやビュッフェなどで使う「業務用」の冷凍ケーキを作っているんです。その数は90種類あります。

1年に約3300万食の生産をしています。味の素冷凍食品のスーパーケーキ工場なんですね♪

新しい機械は、ロスをなくして美味しくしてくれた!
➀1枚焼き焼成機:今までのスポンジは焼きあがるまで40分かかりました。スライスして真ん中の部分だけ使うため、ロスが多かったんです。1枚焼きは10分で焼けて、捨てる部分が少ないんです。
➁超音波カッター:今までは包丁で切ると先端部分が潰れてしまいました。超音波カッターを使うと振動で切るため、キレイに切れます。
➂ツインミキサー:ホイッパーが2つあることで、キメの細かいスポンジ生地が作れるようになりました。

メイドインジャパンが未来を変える

1970年代に日本は円高になり、日本の企業は海外に工場を作りました。4年ほど前から続々と日本に戻ってきているんです。

日本で作った方が働く人の質が高く、よりいいものが作れるからだそうです。

キレイな工場がトレンド、その意外なワケとは?工場は見学をする人が多く、製品のイメージアップにもなります。また、働く人のやる気にもつながります!

工場見学という雑誌を買ったことがあります。モノづくりを見学するだけではなく、実際に商品に触れることができるから面白いです。

海外から日本に戻ってきている工場から、“メイドインジャパン”がたくさん出来る未来を想像するとワクワクします!

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