日本にある有人島は418あります。その中には、突然観光客が殺到する島があります。なぜ人が集まるのか?ガイドブックに載っていない沸騰島とは?
北海道にある『利尻島(りしりとう)』は、北の果てにもかかわらず年間13万人が訪れます。
東京から5時間半 利尻島へ
『利尻島(りしりとう)』は、東京から北へ1,060kmの場所にあります。羽田から2時間で稚内に着きます。稚内からはフェリーに乗ります。
口コミによると“最果ての富士をたたえる夢の島”や“花に飾られた北の孤島”などがあります。
利尻島の魅力とは
利尻島には海外からの観光客も多く。それはフランスやニュージーランドなどサイクリング目的の人で来ています。人口は5,600人で主な産業は漁業です。
ペシ岬
ペシ岬とは、アイヌ語で大きい壁という意味を持ちます。島の全景を見渡すことが出来ます。利尻島もアイヌ語のリイ・シリ(高い島)からきています。
標高1721m利尻山は、別名「利尻富士」とも呼ばれています。白い恋人のパッケージとして知られています。
昆布拾い
海には二つの暖流が流れ込み、1㎏1万円する上質な利尻昆布が作られる。昆布は海中で切れてしまい、流れ着いたものを拾うのが“昆布拾い”と言います。
たくさん集めて漁業組合に売ります。
ミシュランメニュー ラーメン
“焼き醤油らーめん”は、ミシュランに掲載されています。利尻昆布で20時間かけて出汁をとっています。利尻昆布の特製焦がし醤油で味付けしてあります。
全国のラーメン通を唸らせています。2時間半しか営業していないお店です。
バフンウニ
バフンウニは、最高級の利尻昆布を食べて育ちます。日本一美味しいと言われています。島の子供たちはウニむきや殻を潰したりお手伝いをします。
ウニはおにぎりののせてお昼ご飯にします。食堂では、ウニ丼や焼きウニなど食べることが出来ます。
神輿とお祭り
漁師たちが大漁祈願と無病息災を願う年1回のお祭りがあります。そのお祭りでは、ホタテが食べ放題になります。
新人の漁師たちは水の中に放り込まれる行事があります。
幻の絶景 影利尻
利尻島は、7時間かけて頂上まで行けます。頂上は雲海が広がり、幻想的な世界が広がっています。
星を見ながら山頂で1泊するとオホーツク海から昇るご来光が見えます。その反対側に見えるのが幻の絶景「影利尻」が見えます。
ピラミッドのような美しい姿を現します。離島ゆえ周囲に視界を遮るものがなく、山の形が美しい利尻富士だからこその光景です。
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