4月に入って桜がキレイに咲いています。気温はこのまま暖かさをキープするものと思っていたら来週には寒さが戻ってくるらしいです。女性の悩みである「むくみ」は、春むくみという言葉があるくらい要注意なのだそうです。
気温の変化による冷えや冬の運動不足による筋力の低下が原因と言われています。体のプロである女医さんにむくみ予防法を聞いてみました。
食事に気を付ける(塩分)
むくみの原因である塩分を取りすぎると水をたくさん飲みたくなります。この時普段より取りすぎた水分が「むくみ」の原因になります。塩分を取りすぎたらどうする?
女医さんたちはカリウムを取るようにするそうです。カリウムは余分な塩分を外に出してくれる効果があります。
【カリウムが多い食品】
パセリ1000mg かぼちゃ480mg アボカド720mg バナナ360mg
カリウムは煮たり焼いたりすると溶けてしまうので生で食べることがおススメです。
漢方薬
むくみに効果のある代表的な漢方薬があります。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):冷え性で貧血の傾向がある人
防己黄耆湯(ぼういおうぎとう):汗をかきやすく疲れやすい人
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん):便秘傾向のある人
体質に合った漢方を選ぶことが大切です。まずは医師に判断してもらうといいそうです。
お風呂に入る
水圧によって足先から血流を心臓に押し戻すことで「むくみ」に効果があります。体の下の方から水圧をかけるといいそうです。
水分を控える
寝る前に飲みすぎるのは要注意!就寝中は体の機能が低下してうまく代謝できないから翌朝の「むくみ」の原因になることもあります。
利尿剤
腎機能が低下して水分を排出できない場合には利尿剤を使います(医師の判断が必要です)
減塩
塩分を取りすぎないという予防法です。
足をあげる
重力の関係でどうしても血液が足の方に溜まりやすくなってしまいます。横になって少し足を上げると心臓の方に血液が戻りやすくなり、「むくみ」が取れやすくなります。足を上げるとラクになるときありますよね♪
ふくらはぎのエクササイズ
心臓から送り出された血液を、送り返すのはふくらはぎの筋肉です。ふくらはぎの血液を鍛えることで血流はよくなります。
着圧ソックス
着圧ソックスとは、足首からふくらはぎにかけて圧力がかかります。筋肉をサポートして血液を送り返してくれる部分が普通の靴下と違うそうですよ♪寝るときは血圧が下がるので圧が低いものを使うことがおススメです。
リンパマッサージ
老廃物を運ぶリンパをマッサージすることが「むくみ」解消に効果的です。
【リンパマッサージ】
➊足裏を親指で押す(15秒)
➋足の甲を親指で押す(15秒)
➌アキレス腱を指先で押す(15秒)
➍ふくらはぎをさするようにもむ(15秒)
➎ひざ裏から太ももの付け根までをもむ(15秒)
両足で3分ほどでリンパマッサージが出来ます。
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