SNSが目指すモノとは?フェイスブックやインスタグラムでは、観光に行った場所や今流行のお店の写真などをアップする情報ツールのひとつである。
人は誰でも認めてもらいたいという願望がある。そのために利用している人が多いのではないか?それが仕事に繋がっているから不思議である。これからの未来について考えてみた。
SNSとは
SNSとは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略称である。
個人間のコミュニケーションを促進し、社会的なネットワークの構築を支援する、インターネットを利用したサービスのことを言います。
フェイスブックやインスタグラム、ラインが代表的なSNSである。
承認欲求とは
承認欲求とは、他人から認められたいとする感情の総称である。人は“誰かから認めてもらいたい”そんな感情はつねに持っている。
生まれてきたときから、何かすることで親に褒められると嬉しい。もっと頑張ろうとする。褒められることは認められたと実感できる。
SNSでは、フォロワーが付くことや“いいね”が貰えると嬉しい。突き詰めると自分の居場所をSNS状で求めているのだ。
インスタグラマーとは
Instagram(インスタグラム)を使って収入を得ることをインスタグラマーと呼んでいる。誰でも使い方次第では稼ぐことができる。
インスタグラマーは、新しい働き方である。美しい写真が撮れる人がいても、認めてくれる人がいなければ意味をなさない。そのセンスも必要とする。
3人のインスタグラマーを紹介!
中川友里
中川友里は、フォロワー数3万2000人のファッション系インスタグラマーである。化粧品会社から依頼を受けて商品を撮影する。
インスタグラムでフォロワーに商品を紹介することで企業から収入を得ている。1フォロワーが1円が相場です。1か月にすると月に10本で30万円くらいになる。
フォロワーを増やす活動は大切である。その数によって収入が左右されることになるからだ。
中川さんは、フォロワーを増やすためにパーティーに参加している。インスタグラマーとしてブランド力を高めることになる。
カルバンクラインのオープン記念レセプション、大手スポーツブランドのイベント、代官山のレストランのイベントと3ヶ所を回る日もあるという。
SAKIE
SAKIEは、フォロワー数3万3000人のトラベル系インスタグラマーである。ハワイを始めとして様々なリゾート地を旅している。ラグジュアリーな旅の写真が人気です。
朝7時半の銀座は、人通りが少ない。世界一の朝食で人気の「bills」銀座店でおすすめパワーサラダの撮影をする。“ブレックファーストサラダ”と“パッションフルーツ”の撮影をする。
朝だから光をキレイに取り込む、自分の手を入れ込む、パソコンを置いて仕事をしている風に撮影をする。
商品撮影の時には、いつも持ち歩いているパソコンや手帳などを小道具として使う。女性受けする小道具でオシャレな空間を演出する。洋書や海外の雑誌も持ち歩く。
経済ジャーナリスト渋谷も注目している!
サービスや商品を宣伝したい企業に対して、そういう影響力を持っているインスタグラマーを紹介する仲介ビジネスも出て来ている。
インスタグラムを使ったビジネスが多層的になって、奥行きが広がっている。
marimo
marimoは、スイーツ系の写真が得意なインスタグラマーである。企業の商品を撮影するブツ撮り出張サービスを依頼されることがある。
スナップマートでは、このブツ撮り出張サービスをお願いしている。従来のカメラマンだと男性が多く、インスタグラマーだと女性に共感する写真を撮影できることのポイントが高い。
ティーバックを撮影する場合、紅茶の回りを手作りスイーツで彩る。インスタ映えをする空間を作り、女性受けを狙います。
様々なビジネス展開を見せるインスタグラムに目がななせない!
インスタ就活
インスタ就活とは、フォロワーの多い就活生だけが参加できるイベントである。参加資格は、1500人以上のフォロワーがいる学生だ。
企業によっては、インスタのフォロワー数が多いと採用に有利だというケースもある。このイベントでは、フォロワー数の多さを就職活動で有効利用する方法をアドバイスしている。
フォロワー数が多いとなぜ就職に有利なのか?
フォロワー数が多い人は、情報を見つけてくるアンテナの高さがある。情報を見つけてきて、咀嚼してアウトプットする。それを良しと思ってくれる人が見に来てくれる波及力がある。
この一連の流れがフォロワー数をたくさん持っている人の特徴である。
インスタグラマーは、今やひとつの肩書として成立し始めている。女性に訴えたい企業がインスタグラマーを利用するという構図が出来上がっている。
インスタグラマーのユーザーに向けて、ピンポイントでターゲットが絞れる。
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