TBS番組いっぷくでは、気になる今をとことんリサーチとして神奈川県川崎市の女性の視点を生かした“防災BOOK”を取り上げました。
川崎市で作った冊子は、ひとり暮らしの女性用とシニア用、トイレ対策編と3冊あります。防災を女性の視点でとらえたのはなぜなのでしょう?担当者に聞いてみました。
災害時におけるシニアのひとり暮らしの最大の課題は“孤立しやすさ”と言います。ひとりでも自分の力で情報を獲得してもらえる機会を作るために防災手帳を作りました。
シニア向けの防災手帳はノートサイズ、文字が大きく用意しておくべきものをチェック形式で書いてあります。ひとい暮らしの人はバッグの中に入れて、いつでも持ち歩けるサイズに出来ています。
文字だけではなくイラストをつけて視覚的にわかりやすくしました。川崎市男女共同参画センターの館長は、3000部作ったところ在庫はほとんどなく増刷したそうです。
防災BOOKの内容とは?
災害にあった時の女性の心配ごとのトップはトイレです。冊子を作るときにボランティアで参加した三村さんは、阪神淡路大震災の被災者のひとりです。三村さんは、公園にあるトイレに人が集中してしまいなかなか行けなくて我慢してしまったといいます。
トイレの我慢をすることで、膀胱炎や便秘になってしまう方が多かったそうです。災害時のトイレはとても大切です。そこで身の回りにあるものでトイレが流せない時に対応できるものを作りました。
新聞紙はちぎるよりもたたんだようが吸収率が高いそうです。
女性にとって寒さ対策は必須アイテムです。アルミシートは持っていたほうがいい!!アルミシートは熱を外に逃がさない特徴があるので1枚あるだけで寒さをしのげます。
生理用品の準備も必要です。人によって必要な枚数やサイズが違うからこそ自分にあったものを備えておくことが大切です。楽天市場で女性用の防災セットを見つけました。生理用品やヘアブラシ、ソーイングセットなどが入っています。
いつどこで何があるかわからないからこと準備はしておきたいですね
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