東京ビックサイト / goldbook_kanamoto
地方の中小企業の夢、それは“いつかは全国展開したい”、そのためには何とか東京進出を成功したい!でもツテもないし、売り込み方も分からない?
がっちりマンデーでは、そんな中小企業の東京進出を手助けする会社にスポットを当てました。駅の中にある出店は、“八天堂”も東京進出を助けてくれる会社によるものです。
生産者直売のれん会
「生産者直売のれん会」は、駅ナカで地方の中小の食品メーカーの商品を販売しています。くりーむパンの“八天堂”など一坪ショップを展開しています。
商品製造機能や開発機能はメーカーがやって、「生産者直売のれん会」は買い取って販売だけを行います。駅のいい場所を押さえるのも得意技としています。
賃料は売り上げの金額に応じて変わる歩合制です。売れなければ0円だからリスクが低くお店を開けます。お店を出すと広告をどれだけ貼っても無料で掲載できます。
地方色と手土産マーケットを狙え!
広告には地方色を前面に出すようにしています。そうすることで東京の人が珍しくって買ったり、地方出身の人が懐かしく買うことが多いです。
くりーむパンの八天堂の場合は、“広島みはら港町”とポスターに入れています。クロワッサン店「ミニヨン」の場合は、“博多明太子(ふくや)”とポスターに入れています。
東京での手土産マーケットを狙え!バラ売りだけでなくセットにして売ることが東京で販売するコツです。
儲けはどこにある?
地方のメーカーから商品を仕入れて、利益をのせて販売している。売れる商品を作れば商売として利益が増えて行きます。
「生産者直売のれん会」は、2007年に会社を立ち上げてから10年で売り上げが約30億円になりました。
駅ナカで売るノウハウ“7m3m0m作戦”とは、7mの位置から看板が見える。3mまで近づくと値段が見える。0mでいろいろなフレーバーがある事が分かる。思わず買ってしまいます!
リードエグジビションジャパン
「リードエグジビションジャパン」は、展示会の全体を仕切っている会社です。ビックサイトだけで今年は108本の展示会が開催される予定になっています。
ビックサイトで開かれる展示会は、地方の中小メーカーにとっては大チャンスです。ここにくれば10万人のバイヤーに会えるからです。
展示会ブースは目立ってなんぼ!
大手の企業の権限を持った人がくるから話が早く進むことがあります。直接訪問しても合うことすら出来ない大物に出会えるチャンスなんですね♪
「リードエグジビションジャパン」は、展示会の出展ブースの改善ポイントをアドバイスします。地方の人は控えめなブースを作ってしまいます。目だってなんぼです!
展示会は、右肩上がりに伸び続けています。大企業は今まで知らなかった中小企業に出会い、中小企業は自分から営業することもなく出会える。誰も損することのないビジネスです。
エンカレッジ
「エンカレッジ」は、60万件のデータベースを使って1件1円でメールを発信している会社です。地方の中小企業の代わりに売り込みメールを送ってくれます。
中小企業にすれば1社ずつ営業するのは大変です。データを持っている会社にメールの依頼すれば、簡単です。どこの何を送ったらいいのか?プロに任せるべきです。
仕事は効率的なのが一番、得意なことは得意な人にお願いする。お願いした会社は、仕事につながる。これも誰も損することがないビジネスです。
メールのキーワードは“ご存じでしたか?”や“追加募集”などです。丁寧すぎる文面は、売り込みメールとしては禁句です。
「エンカレッジ」では、1円メールを導入してから契約社数8倍になり業績は2倍になりました。
まとめ
地方の中小企業は、東京に進出することで大きなチャンスに繋がります。1件1件営業するのは大変です。そんな会社のために間を取り持っています。
中小企業は、東京で名前を売ることが出来ます。間を取り持つ会社は、出会いの仲介ができます。誰も損をしないビジネス展開がこれからも増えて行くことを願います。
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