マツコの知らない名建築宿の世界!1度は泊って欲しい宿ベスト3とは

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日本には美術館のようなホテルがある。1度は泊まりたい名建築宿とは、いったいどんなところなんだろう。

マツコの知らない世界では、名建築宿を泊まり歩いた紀行作家の“稲葉なおと”さんが登場しました。

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稲葉なおと

稲葉なおとさんは、一級建築士です。名建築宿を500軒以上の泊まり歩いた経験があります。旅行記や小説、写真集を20冊以上も出版しています。

ホテルに付くと1時間はロビーを鑑賞します。部屋はできるだけ自分の目で見てチョイスします。部屋の中に入ると建築に関係ないものは片付けてしまいます。

館内を撮影しまくります。日の出を撮るために、前日に下見をします。日の出を撮影するために9時には眠ります。

LaLaGOTENBAホテル&リゾート

「LaLaGOTENBAホテル&リゾート」は、京都の有名な建築家・若林広幸さんが設計しました。富士山とのコラボレーションは日本一美しいと言われています。

日の出と富士山のコラボを撮影するために絶景のスポットを探します。ホテルには、露天風呂がついているため、お風呂に入りながら見ることも出来ます。

フレンチがすごく美味しいホテルです。朝食に出てくるフレンチも最高です!

TOTOシーウインド淡路 (安藤忠雄)

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宿泊はこちらから⇒TOTOシーウインド淡路
安藤忠雄さんは、独学で建築を学んだ天才建築家です。元プロボクサーという経歴を持っています。安藤さんが作った名建築宿が瀬戸内地方に数ヵ所あります。

「ベネッセハウス」、「ウエスティン淡路」、「TOTOシーウインド淡路」、この中でも稲葉さんおススメが「TOTOシーウインド淡路」です。

「TOTOシーウインド淡路」は、高低差100mあって傾斜45度のところに作られています。全室から大阪湾を望むことができるホテルです。

屋外エレベーターは、フロントから客室に行く際に必ず通るように設計されています。日の出が上がる前の絶景を見ることも出来ます。

ウエスティン都ホテル京都 村野藤吾

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宿泊はこちらから⇒ウエスティン都ホテル京都
村野藤吾さんは、日生劇場や世界平和記念講堂などを建築しました。日本を代表する建築家です。東京のホテルから、お寺の宿坊まで多岐に渡ります。

美しい建築様式は、今でも多くの人を魅了しています。稲葉さんおススメの宿は、「ウエスティン都ホテル京都」です。

「ウエスティン都ホテル京都」は、120年以上の歴史があります。西館の吹き抜けには、照明器具の先にはラセン階段が見えます。

宴会場・山城には、天井に桔梗の花びらを描かれています。和室別館・佳水園には、村野さんの作ったまま残されています。茶室を取り入れた数寄屋造りは戦後の傑作を呼ばれました。

絶景ポイントは、佳水園の屋根群です!村野藤吾の屋根は極力薄く設計されて、カミソリのようにシャープに作られています。

1度は泊って欲しい!名建築ベスト3とは

秋吉台国際芸術村(山口県)

山口県にある「秋吉台国際芸術村」は、磯崎新さんが作りました。欧米の建築物の設計を数多く手掛けて、世界で最も著名な日本人のひとりです。

「秋吉台国際芸術村」は、音楽ホールとスタジオが入っています。宿泊棟には、畳み式のベッドが備え付けてあります。1泊の値段は、2,050円と激安です!

十和田ホテル(秋田県)

 

秋田県にある「十和田ホテル」は、日本三大美林・秋田杉を使った木造のホテルです。稲葉さんおススメスポットは、本館ロビーの吹き抜けです。

本館ロビーの吹き抜けは、80人の宮大工が技術を競いあって造りました。まるで映画のワンシーンのような美しさです。

宿泊はこちらから⇒十和田ホテル

大正屋

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佐賀県にある「大正屋」は、吉村順三さんが作りました。皇居新宮殿の基本設計をした昭和の名建築家です。

「水晶の間」には、和室が2つと洋室が1つあります。和室には襖が閉められています。襖をあけると庭の緑が美しく広がります。大正屋は庭を楽しむ工夫がされています。

稲葉さんおススメは、浴室・滝の湯です。ガラスの向こうには、滝と池があります。山間の露天風呂に入っているような気分になります。

湯と池の水面を同じ高さに設計しているため、滝壺にいる感覚になります。稲葉さんは、もう一度生涯に一軒だけ泊まるとしたら大正屋に泊まりたいと熱望するほどの宿です。
宿泊はこちらから⇒大正屋

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