大丸東京1000種類のお弁当がある、売り上げアップさせたデパート業界の常識を覆す理由とは

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Tokyo station
Tokyo station / kubotake

1954年にオープンしたデパートの『大丸東京店』は、東京駅の八重洲口に直結している。改札からいちばん近いデパートとして知られています。

そんな大丸東京店は、ここ3年で売り上げが67%アップしています。2015年には700億円を超える売り上げを出している、その理由を探ってみた!

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デパート業界のタブーに挑戦!

売り上げアップの理由とは、デパート業界の常識を覆す「数々のリニューアル」にあった!

デパート業界のタブーに挑戦!デパート業界では当たり前だった1階の化粧品売り場に食品売り場を置いてしまった。

さらに1階の店頭で、ストッキングやストール、傘の販売をします。東京駅を利用するお客さんが必要なものを置きました。

大丸の独自の戦略で売り上は、3年間で67%アップしました!

見せる演出にこだわったリニューアル

地下1階をリニューアル!2007年以降は、“見せる演出”を強化しました。

スペイン生まれのキャンディー店『パパブブレ』は、飴を手作りするお店です。

エスカレーターで降りたすぐの場所で、飴を手作りするパフォーマンスを間近で見ることが出来ます。

テレビにも登場するお弁当ストリート

お弁当
お弁当 / yto

地下1階を奥に進むと全長60メートルの「お弁当ストリート」があります。東京駅と地下でつながっているため、お弁当と惣菜は最大のウリです!

その数がハンパじゃない!何とお弁当が約1000種類で、お惣菜は約500種類あります。大丸の限定品があるのも魅力のひとつです!

お肉の細道

お肉の細道には、焼肉の名店である『叙々苑』や洋食の名店『たいめいけん』、人形町の親子丼のお店『玉ひで』が手掛けるから揚げ弁当の専門店『からっ鳥(からっと)』などがあります。

肉料理ばかりが集まる名店10件が集まりお弁当を販売しています!お肉の細道のポイントは、すべてのお店にガラス張りの厨房を置いたところにあります。

いつでも手作りが食べられるアピールは、お客さんの“食べたい”気持ちをそそります。

五反田にあるハンバーグとステーキの名店『ミート矢澤』は、初のお弁当専門店を出しています。いちばん高い「極味弁当(きわみべんとう)」は、何と9,980円もするというからビックリです!

トイレのリニューアル

大丸の考えるデパートのトイレのイメージとは「オアシス」です。特に女性にとって、トイレがキレイかどうかは重要です!

2007年にトイレをリニューアルして、フロアごとにデザインを変えました。12階の南にあるトイレは、開放的でガラス越しに八重洲口の景色が見えるようになっています。

傘の使い方を教えてくれる店員がいる

大丸東京店には、日本洋傘信仰協議会が認定する「アンブレラ・マスター」という資格を持った店員さんがいます。

アンブレラ・マスターとは、傘の扱い方やアフターケアのプロです。

最近の傘には、雨をはじくフッ素加工がされています。ハンドクリームを塗った手で触ってしまうと、その効果が弱まることがあります。

長く傘を使うには、普段から優しく扱うことが大事になります。

大丸東京店についてのまとめ

大丸東京店の売り上げが伸びたのは、常識を覆すリニューアルにありました。たしかにデパートに入ると化粧品の匂いがきつく感じるときがあります。

それだけで、気分が悪くなったことがある人もいると思います。

大丸東京店は、東京駅と地下でつながっているからこそ、他のデパートとは違うのかも知れませんね!私は、惣菜が美味しくて大好きです。

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