ネット界の老舗YAHOO!ジャパン 儲かりのヒミツを追ってみた

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日本で一番見られているインターネットサイト『YAHOO!JAPAN』、検索サイトとして有名です!ヤフートピックスの注目記事はどうやって作られているのか?そんな『YAHOO!JAPAN』の儲かりのヒミツを追ってみた!

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ヤフートピックスはどう作られる

今や時代を動かすという「Yahoo!トピックス」は、ヤフーのサイトの中でも最も見られているページです。ヤフーニューストピックスとは、国内のエンタメ、スポーツなど8つのジャンルで8本ずつアップされる合計64本のニュースの事です。64本のニュースの中から8本を選ばれたものが、トップページに掲載されます!

毎日、新聞社などから届くネットニュースを全てチェックします。この記事はトピックスになりそう!という記事を見つけたら見出しを作ります。読みたくなる見出し作りは、経験と感性が必要になります!

トップページに掲載される8本は、トップページは、アクセス数の多さなどから判断して最強の8本が選ばれています!上から5本までは固めのニュースを載せて、下の3本はエンタメ・スポーツの様な軽めの話題に分かれています。クリックされているニュースだけを載せてしまうと柔らかいニュースだけのニュースサイトになってしまうからです。

バランスよく掲載されているんですね!

見出しを作るためにモニタリングしている

見出しにA案とB案のふたつがあるときには、ABテストツールを使っています。ABテストツールとは、A案とB案とをネットユーザーに事前に見せてしまいモニタリングしてしまう方法です!どちらの見出しがクリックされたかが分かります。

Yahoo!ニューストピックス編集を担当している苅田さんが注目した記事は、デイリースポーツに掲載された“49歳カズ「50歳を迎えられるように」 オーダーメード60万円スーツで意気込み”とうニュースでした!その見出し案は3つ。

A:49歳カズ 60万円スーツで登場
B:49歳カズ 鮮やかスーツで登場
C:カズ49歳に 高級スーツで決意

3つの見出しの中から選ばれたのは、A案の「49歳カズ 60万円スーツで登場」でした!苅田さんによると、具体的な数字をのせたことで伝わりやすくなったのだそうです。たしかに、数字には思わず目がいってしまいます。

ヤフー新ビジネス

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ヤフーはアプリの制作に力を入れています!お天気アプリや乗換案内アプリ、なかでも『カーナビアプリ』は2014年に提供を開始すると、1ヶ月足らずで100万ダウンロードされるほどの大ヒットアプリです。

ヤフーでは、検索のノウハウを非常に多く持っています。目的地を途中まで入力するだけで、よく使われるものから上にでて来ます!ネットにつかながっているから、地図も常に最新状態で使えます。ヤフーが最もこだわっているのは、道路や文字、イラストなど見やすい画面です。

画面の小さいスマホでは、とにかく見やすいことが大切です。拡大したときに文字がぼやけたりしないようにチェックされています!今後のカーナビアプリは、お店の近くを通ったらクーポンが手に入るように作られます。楽しみですね♪

ヤフーの弱点とは?

検索サイトとしては有名な『『YAHOO!JAPAN』』にも弱点があった!それは、Yahoo!ショッピング、楽天やアマゾンが売り上げを伸ばしているのにヤフーショッピングだけは乗り遅れてしまった。このままではいけないと2年前に巻き返しの作戦が練られました!

その戦略とは大きく分けてふたつあります!ヤフーショッピングにお店を出すときは、出店費や売り上げごとにかかる手数料を無料にしました!もうひとつは、新規に出店する方を探すために地方に行ってセミナーを開催しています。2年間で300回の出店セミナーを開催して1万件の出店を取り付けました。

ショッピングサイトで重要なのは、他にはないオリジナリティがあるお店です。全国各地の人が行かないところをめぐってセミナーをします。ライバルがやらないことを続けていかないと勝てない世界なんですね!

ヤフーの「未来サービス」検索から未来を予測する

『YAHOO!JAPAN』には、日々のデータが蓄積されていきます。お買い物や検索、ニュース、移動などあらゆるデータがたまっていきます。

「インフルエンザ」という文字は流行っているときに検索されます。ヤフーでは、その情報をもとに流行る少し前に“そろそろ流行りますよ”と伝えることが出来るサービスを考えています。

データを使えば未来を少しだけ予測することが出来ます!教えてもらえれば気を付けるようになるし、早めに予防接種を受けるなどの手も打てます。ヤフーの「未来サービス」、とっても楽しみです!

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