ガイドブックに載らない沸騰島|船で24時間かかっても行きたい父島の魅力とは

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Dolphin / KAZ2.0

日本に有人島は418あります。その中には、突然に観光客が殺到する島があります。なぜ人が集まるのか?

東京から南に1000km離れたところに小笠原諸島の父島があります。2011年には、世界自然遺産に認定されました。“息を呑むほどの美しい神秘の島”と言われている父島の魅力とは?

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 女性のひとり旅が多い

小笠原諸島にある父島へは、竹芝客船ターミナルの船に乗っていきます。出航1時間前には行列ができるほどの人気です。フェリーは、7月にリニューアルされて性能もアップされました。

片道は24時間かかります。繁忙期でも週に2便しか出航しません!そんな父島には、目的をもたずに行く“ひとり旅”の女性が多いんです。

 24時間フェリーの中でも楽しみがある

女性のひとり旅が増えていることで女性専用客室もリニューアルされました。フェリーの旅だと大部屋で雑魚寝をするというイメージですが、仕切りがあり安眠できるスペースも確保されています。

レストラン「Chichi-jima」では、小笠原特産の塩を付けて食べる“おが丸島塩ステーキ”が人気です。ラウンジでは、お酒も飲むことが出来ます。

デッキからは、朝日が昇る瞬間を見ることが楽しみのひとつでもあります。

スーパーに人が殺到する

父島の人口は2000人で、主な産業は漁業と観光になっています。農業では、バナナやパパイヤ、マンゴーが旬です。亜熱帯地方に位置しているため、コーヒーの実も栽培しています。
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小学校・中学校・高校を合わせての生徒数は234名になります。街並みは、海外のリゾート地を思わせるような雰囲気です。

船が入港した日には、スーパーが満員になります。6日にいちどだけの東京からの物資に人が殺到します。

移住する女性が増えている

父島では、移住する女性が年々増えています。リゾートバイトで来て、そのまま結婚してしまうケースが多いんだとか。

埼玉県から移住した女性は、自宅を手作りしたと言います。テレビはほとんど見ない!民法のテレビを見るためには月に1,540円かかかってしまいます。

学校には給食がないため、子どもたちは手作りのお弁当を持って行きます。本当に温かい雰囲気が伝わってきます。

 お刺身は唐辛子入りしょう油で食べる

『民宿たつみ』では、父島でとれた魚を食べることが出来ます。メバチマグロのお刺身やカジキマグロのステーキなど海の幸がてんこ盛りです。

裏庭になっている唐辛子は、お刺身を食べるときにしょう油と混ぜるのが父島龍です。

沸騰ビーチ

海!
海! / sabamiso

「境浦海岸」では、太平洋戦争で沈没した貨物船があります。沈没した船内では、魚の隠れ家になっています。シュノーケリングの人気スポットになっています。

島民に大人気の「キャベツビーチ」は、透き通るエメラルドブルーと美しいサンゴが生息する幻想的な世界が広がっています。

イルカやマンタ、ウミガメの赤ちゃんなど生き物の宝庫です!

森の中の魅力とは

島の80%を占める森も魅力がいぱいです。森に入るためには、自然保護のために徹底的に消毒します。

タコノキやムニンシラガゴケ、シマザクラなど、ここでしか見られない固有種があります。カラスバトは、ガイドさんもなかなか見れない絶滅危惧種のハトです。

ウェザーステーション

ウェザーステーションでは、沈む夕日を見ることが出来ます。海に反射した夕日はキレイで、島の人気スポットです!

“いちど来たら、その魅力の虜になる”『小笠原諸島の父島』の理由がここにありそうですよ♪

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