【カンブリア宮殿】九州パンケーキは地元から海外へ 5年以内に20店舗にする九州ブランドへの強いとは

パンケーキ
パンケーキ / Lucy Takakura

宮崎県南部にある日南市、シャッターが閉まっている商店街に満席になる喫茶店がある。お客さんが集まる理由とは、パンケーキにあった!

魔法の粉が客を呼ぶ!九州パンケーキ」とは、フワフワでもっちもちな食感のパンケーキは東京から台湾まで進出をしている、その魅力とは?

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九州パンケーキとは

2013年に発売になった「九州パンケーキ」は、2016年には売り上げ見込みが3憶を予想している。家庭でも簡単に作ることができる九州パンケーキは、1袋370円で売っています。

九州産の材料にこだわっています。熊本の菊池市にある農家で作られる「黒米」は、ビタミンとミネラルの要素が含まれてもちもちの食感をだしています。

長崎の島原の農家で作られている「もちきび」は、低カロリーで甘みのあってフワフワの食感を出しています。福岡の「赤米」はタンニンが豊富にあります。

佐賀の「胚芽押麦」は、食物繊維がたっぷりあります。大分の「小麦」は、ケーキに使われてふんわりと仕上がるシロガネコムギを使っています。宮崎の「発芽玄米」や鹿児島の「うるち米」など九州の素材にこだわりました!

九州パンケーキの魅力➀

アレンジは自由自在

宮崎観光ホテルにある『ガーデンレストランはな花』では、九州パンケーキクリームブリュレに変身していました!パンケーキにクリームを塗り砂糖をまぶして焼いてあります。

古民家風カフェ『カフェノワンダーランド』では、季節のパンケーキに変身していました。パンケーキの中には“よもぎ”が入っています。

どんな店でも大人気の看板メニューを作れる、これが客を呼ぶ魔法「九州パンケーキ」です!

九州パンケーキの魅力➁

続々加わる美味しい生産者

横浜にある『吉祥(きっしょう)』では、九州パンケーキの棚にジャムが並んでいます。付け合わせ商品として販売した商品です。

ジャムは、63歳になる中武さんが作っています。手作りでジャムを細々と売っていた中武さん、1年前に九州パンケーキのブランドになりました。

全国670か所で売られている「九州パンケーキ」、そのうち100店舗にシロップやジャムが売られています。売り上げは倍増しました!

シャッター街を変えるイベント作戦

miyazaki sundown
miyazaki sundown / monkist

フランチャイズ国内初の1号店をオープン

九州パンケーキの生みの親である村岡さんは、寿司屋の2代目になる予定だった。寿司屋を継ぐのが嫌でアメリカに渡米、帰国後は雑貨屋をオープンさせるが倒産させてしまう。

地元で寿司屋を継ぐことを決めるも、商店街にあるお店がシャッターを閉めることを目の当たりにする。

商店街に若者を呼び込みたいと、『タリーズ国内初のフランチャイズ1号店をオープンさせました。これをきっかけに商店街の理事に就任しました。

6つの商店街をまとめてDoまんなかモールを立ち上げる

宮崎市の中心には6つの商店街がありました。それぞれが組合を持ちライバル関係にありました。村岡さんは、“小さなイベントをバラバラでやるより、みんなで大きなイベントをやった方が客が集まるのでは”と考えました。

街の商店街をひとつひとつ説得して「Doまんなかモール」を立ち上げます!年間200回を超えるイベントを開催しています。

商店街の人々の考えが変わりました、“何か行動を起こせば、まだこの通りにも人は集まるんだ”、商店街にある空き店舗が少しずつ減っていきました!

多様性あるアメリカにカルチャーショック

1988年にアメリカに渡米した村岡さんは、何もない小さな町から本当に多様性ある文化を見てカルチャーショックを受けます。

そのエッセンスを故郷に持ち帰って周りの人をビックリさせたい!

それが原点となって、タリーズコーヒーをオープンさせパンケーキを売るという事に繋がりました。

共感というキーワード

郊外に大型店が出来たてため、2~3割の歩行者が減りました。今まではライバルだった商店街がつながることで何が出来るのかを考えたのがスタートでした

地域の中で自分の考え方とか、求める方向性に“共感”してもらえることが大事なキーワードです。そこでつながって全体として戦って行くことを意識しています。

熊本の危機に九州パンケーキは何が出来るか?

4月14日に熊本と大分を大きな地震が襲いました。九州パンケーキは、熊本に工場があります。4月にオープン予定だった物産展も延期になりました。

具体的なビジョンを持つプロジェクトを持ち、何とか熊本を元気にしたい!そんな思いから九州にある美味しいジャムを台湾の台北で売ろうという作戦です。

すでに3店舗目をオープンしている「九州パンケーキ」、受け入れやすい商品がマーマレードとドレッシングでした。

シンガポールに海外進出、5年以内に20店舗を目指す

5月11日九州パンケーキは、海外4店舗目をシンガポールにオープンさせました。この店のウリは、トッピングがボリューム満点で種類が豊富にあることです。

ここでも九州のジャムは受け入れてもらえて、秋までに店頭に並ぶことになりました。村岡さんが海外に進出するのは“九州の頑張っている農家を支えたいから”なんです。

5年以内には、海外に九州パンケーキのお店を20店舗にすることを目指しています。世界に九州ブランドが広がることで地方が主役になる、村岡さんはそう信じています!

村上龍の編集後記

熊本地震、自分は九州出身者だと自覚が強まった。故郷を離れて40年以上経つが、ホテルのエレベーターで九州弁を聞くと、思わず話しかけたりする。だが、九州は遠い。

東京ではなくアジアに足をむければいいのにとずっと思っていたが、具体的なビジョンを持つプロジェクトが生まれている。

九州パンケーキ、「九州産の小麦・雑穀を100%使用したアルミフリーのパンケーキミックス」で、「安心・安全」と、「九州100%」を謳っている。

まだ、道半ばだが、方向は正しい。そして、全身を続けている。

100%九州⇒アジアへ 村上龍

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