【カンブリア宮殿】心温まる感動ニット!200人待ち気仙沼の奇跡

毛糸
毛糸 / iyoupapa

2011年3月11日(金)宮城県を襲った東日本大震災は、たくさんのモノを奪いました。多くの人が仕事をなくし支援を受けて暮らしました。

カンブリア宮殿では、“誇りを持てる仕事をつくりたい!”「気仙沼ニッティング」の御手洗瑞子(みたらいたまこ)さんが登場しました。

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気仙沼ニッティングとは

気仙沼の丘の上にある「気仙沼ニッティング」は、手編みのニットを売っているお店です。手編みのニットは、地元のお母さんたちが作っています。

“MM01(オーダーカーディガン)”は、お客様の寸法に合わせて作っています。お値段151,200円という値段なのに約200人が待っています。

「気仙沼ニッティング」は、2012年に創業をしました。従業員は2人だけでニットを編むを地域のお母さんたちは60人います。

御手洗瑞子とは

「気仙沼ニッティング」の御手洗瑞子さんは、2008年東京大学を卒業しました。外資系コンサルタント会社のマッキンゼー・アンド・カンパニーを経てブータンに行きます。

2010年に民主化直後のブータンで、フェロー首相の元で国の発展に貢献するため働きます。産業育成に携わります。

2011年に東日本大震災の後、“今は日本人として日本に帰って、東北の復興のための仕事をするべき時ではないか”そう思いブータンを後にします。

誇りを持てる仕事をつくりたい!

2011年9月に宮城県に行きます。そこには多くの人が仕事をなくし、支援を受けて暮らしていました。

自立できず精神的にも疲れ果てた姿を見て御手洗さんは思います。“誇りを持てる仕事をつくりたい!”

一時的な支援ではなく、中長期的に自らの力で生活していけるようサポートする。そのための種をまいて丁寧に育てる。そういう仕事が必要ではないか。

 糸井さんからの打診

コピーライターの糸井重里さんは、ブータンにいた頃からの知り合いです。糸井さんは被災地支援に“編み物の会社”を思いつき御手洗さんに社長をお願いします。

実際に住まないとできない、経営や無理難題が山積みされる時に何とかしていく人が必要だった。あのブータンでやってこられたのだから大丈夫だろうと、逃げ出さないことが一番必要だった。・・・糸井さん・・・

5年前に気仙沼に乗り込み、ゼロから会社を立ち上げました。初年度から黒字で納税もしています。

手編みニットが出来るまで

御手洗さんは、気仙沼に来たときはアパートなんてない状態の時でした。そんな御手洗さんを斉藤健一さんの家族は温かく迎えてくれます。

最初は編み手探しから始まりました。手袋の編み物教室を開いて、やる気のある編み物好きのお母さんたちを探しました。

“何もしていないわけにもいかないし、夢中になれるものがあったらいいなと思って”、編み物好きのお母さんたちの寂しさも埋めて行きました。

デザインと素材にこだわる

編み物のデザインは、人気の編み物作家である「三國万里子」さんにお願いしました。お手本にしたのは“アランセーター”、アイルランド・アラン諸島の名産品です。

同じ漁業の街から世界的なセーターを目指します!毛糸にもこだわり、大阪にある「泉州羊毛工業」でオリジナルの毛糸を開発します。

柄を浮き立つようにしながら重くならずチクチクしない、肌触りと軽さを求めた。

値段は15万円と決めて、編み手にしっかり報酬を払い会社を維持してゆくために逆算した価格です。それに見合う価値にすると決めました。

200人待つ理由とは

200人待つ人は物質以外の何を求めるのか?

物だけでなくトータルの経験やうれしさがあって注文してもらえる。

編み上がったと報告した時にお客さまが、「もうすぐ受け取れるのがうれしいけれど待つ楽しみが終わってしまうのが寂しい」そういう人が結構いる。

待っている時間そのものが楽しいのだと思う。

被災地以外にも有効なビジネスモデル!

2012年の東北は、復興支援の文脈で売られているおのが多かった。震災後一時的には、必要なものだが持続する営みではない!

気仙沼ニッティングは、一時的な支援ではなく、この地で続く会社を目指している。

幸せの総量を増やす会社

経営者としてのビジョンは?

お客と働く人を同時に幸せにしている会社をつくりたい!

お客さんの幸せを考え、働く人にしわ寄せがいく、働く人を考えてお客にしわ寄せがいくとトータルでその会社は人の幸せを増やしていない!

会社が人の幸せを総量をあげて行くことができる。

【カンブリア宮殿】うまい!体にいい!美肌になる!女性の味方の麹ブームは眠らない

編集後記

「麹」も「編み物」も、昔からあった。古来から必要とされ、親しまれてきたものだ。

浅利さんも、御手洗さんも、これらを活かし、地方で成功し、地域再生にも貢献している。だが、資源の再発見と活用は簡単ではない。

知識と経験を総動員する必要があり、創り出そうとしている商品には需要があるはずだという予測がなければならない。

だが、予測は、確信とは違う。最終的には自らの直感を信じるしかない。

お二人は、危機感を失わず、考え抜き、協力者との信頼を築くことで、自信の直感の正しさを証明した。挑戦する女性は、美しい。

予測から確信へ・・・村上龍・・・

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